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2008年10月15日

北海道の川を旅する 《十勝川06 3》

2006年07月22日01:02

 十勝橋

御影駅からはタクシーを呼んで、出発地点に選んだ十勝橋へと向かう。
当初は歩いて駅から橋まで行こうと思っていたのだが、事前に車で走り距離感をつかむと、そんな気はサラサラなくなっていた。 遠すぎるもの!!
無口なドライバーは僕を乗せ十勝橋へ車を走らせた。
「橋を渡ってすぐ左折して、少し行ったところで降ろして下さい」
そこからいよいよ、僕の川旅が始まるのだ!
青い川面が見えた!
今、そこに行くからな!!
しかし…堤防上の土手はサッパリしているけれど、土手から河原に出るまでの間に、途切れ目の無い高い藪がある…
仕方ない、少し藪がマシなところを選び、大荷物を抱えて20メートルほど藪漕ぎした。
そして出たのは、幅約1メートルしかない河原。
しかしそこには、中州によって作られた細い分流ではあるが、とうとうと青い水が流れていた。
さっそくカエルの歓迎にあう。

 「よし、早く艇の組み立て!」

時間は午後2時を過ぎていた。
支笏湖でのお遊びカヌーの時のように手抜きで組み立てては十勝川に失礼だよな。
きっちりとフットブレースも取り付け、新品のコーミングカバーを装着し、いよいよツーリング用に武装した4メーター60センチの赤いボイジャーが完成した!

荷物もビニール袋にパッキングし終えると、時刻は午後3時半にもなろうとしていた。

狭い河原で、僕は汗びっしょりになってニンマリと笑っていた。

 「よしっ!出発するぞ!」

去年初めて下った川『豊平川』とは本質的に違う、”川”が目の前にある。
船出。
期待と緊張の中、荷物と僕を積み込んだボイジャーは、すぅっと水面をアメンボのように滑り出した!

 「イヤァッタァ!!!ザマーミロ!!!」

思わず口走ってしまう!
いきなり自己最高スピードの水流を体験、それでも青い空の下、目の前に広がる緑と空につながる青い水路の中、気持ち悪いぐらい笑顔の僕は十勝橋の下をくぐって行った。



 初めてのチン

それにしても今までさんざん苦しめられた40キロもの荷物が、今は水面をスゥっと走っている。
その重い重い荷物を地味に運んできた事も、流れの上に浮かぶ爽快感に比べればたいした苦労ではない。
少し行くとフライをやっている釣師に遭遇。

 釣・餅「こんにちは!」
 釣「気持ち良さそうですね!」
 餅「ええ、遠いところ来た甲斐がありましたよ」
 釣「どちらまで行かれるんですか?」
 餅「十勝川温泉までです!」
 釣(エッというような顔、でもすぐ笑顔になり)「気をつけて!」
 餅「ありがとうございます!!」

水の上にいる快感は、陸(オカ)にいる人にはなかなかわからない。
橋や岸から見る川と、川から見る川というものは全く違う別物だ。
川の上を行く自由さにシビれてくる。
危険を冒すのも、また自己責任の上で自由なのである。
そしてついに、その時はやってきた…

 沈!(チン:いわゆる転覆の事。)

難しい水流の中を行った訳ではないし、轟音たてる瀬につっこんだ訳でもない。
流れの速い十勝川の、一瞬まどろんだような優しい流れの中で、艇が横向きになったのを直そうとパドルを深く入れすぎたのが敗因だ。
つまり素沈。。かっこわるい。
フネが右に傾き、傾いたと思ったら「アッ」という間もなく僕は水中にいた。
一瞬にして、世界が変わる。
幸いにも水は腰ぐらいの深さで、流れもおだやかだったので立つことが出来た。
しかし初めての沈だ、あせらない訳がない!
右手でカヌーを、左手でパドルをつかんだ。
しかし、僕の水分補給を支えていたペットボトルのお茶が!!
流されて行く!!!

 「おーいお茶ーーー!!!待て~~~~!!!」(本当に『おーいお茶』だった)

まだ出発して15分か20分か。
お茶を失った事は痛かった。そして、少し環境破壊してしまった。
中州にたどりつくと、笑いがこみあげてきた。
「ついにやっちゃった!」という軽い満足。
幸いにも水温もさほど低くなく、夕方4時近いとは言え太陽はまださんさんと照っていた。
はっと、携帯がライフジャケットのポケットに入っていたことに気がつく。

 「水没しちゃったぞ!?」

ヤバい!携帯が頼りの旅の予定が、もろくも崩れ去る…
最も重要な、カメラ機能はすでにイカレていた。
(という訳で、今回の旅の自作写真は以降ありません。)
でも電話はかけられるようだ。
浅瀬に突っ立ったままで大奥さまに電話した。
だって、誰かに知ってもらわないと、あまりにかっこわるいし。
自分が何かズッコけた時に誰かに見ててもらった方がなんかホっとする、その現象の川版なのである。
  


Posted by 餅 at 23:48Comments(0)0607十勝川

2008年10月15日

北海道の川を旅する 《十勝川06 2》

2006年07月17日18:34

 十勝川温泉

時刻は9時を少し回ったところ、川旅の到着予定ポイントの十勝川温泉にようやく到着。
バス停もチェックしてきた。
そのバス時間までは、あと30分ほどある。
徒歩移動用に荷を組み替えた。

 「イプーちゃん、待っててよ~!」

と、車にしばしのお別れを告げ、ザックを背負い、カヌーを載せたカートを押した。
想像以上につらい。
両方合わせて40キロぐらいか。
ヨタヨタと歩く…バス時間が迫る!
バス停が見えた!
バスが交差点を曲がってやってくるのも見えた!

 「うわぁん!間に合わん!」

バスはバス停を過ぎ、こちらにやってきた。
手を上げビュンビュンと振り、なんとか止まってもらった。
助かった~。
しかし、バスに乗るとわかったのだが、こういう大荷物は他のお客さんにとっては単に邪魔なものでしかない。
カヌーのバッグだけで、通路の6割ほどの幅を占めてしまう。
なるべく場所をとらないように、荷物をビッチリ引き寄せて座った。
この時間がつらい。
早く帯広駅に着け~と心で何度も叫ぶ。
先に乗っていたおばさんに声をかけられた。
何人か連れで、温泉に泊まってきた後なのだろうか。

 オバ「(カヌーの入ったバッグを指して)これ、カヌーが入ってるの?」
 餅「はい、そうなんですよ」
 オバ「これで十勝川を漕ぐの?」
 餅「ええ、これから、ですけどね(笑顔)」
 オバ「へぇぇぇ、すごいわねぇ、気をつけてよ」

少し気が楽になる。
帯広駅には、40分弱で到着した。
10時半だ。


 乗り継ぎ

帯広駅からは電車を使って、御影という駅まで行く。
駅からはタクシーで出発点に行くつもりだ。
それにしても、帯広からの電車は、12:55発。。。
なんと乗り継ぎの待合い時間は2時間半もあるのだ!
ヒマすぎ!
この時間を利用して、帯広名物”豚丼”を食べようと思ったけど、売店に売っている駅弁の豚丼は、お値段1,100円。
とても買って食べたくなるようなな金額じゃない。
サッサと見切りをつけ、350円ののり巻を買った。

帯広はこの時間、晴れてすでに32度。
天気予報が外れてくれて本当に嬉しい。
駅前の木陰があるベンチで、早めの昼食をとる。
32度あっても、湿度は低く、とても過ごしやすい。
ここで本でも読んで時間をつぶしたかったが、昼間からワンカップをあおっては騒いでいるオッサン達がいて、すぐ近くまで来てはタバコを吸って行く。
不愉快なので駅の待合室に場所を移した。
『日本の川を旅する(野田知佑氏著:新潮社刊 ISBN:4101410011)』僕の愛読書だ。
長い待ち時間を、何度も読んだこの本をまた読んで過ごした。
ようやく電車の出発時間が近くなる。
改札を抜け、ホームに行ってみると、電車は”汽車”で、一両編成だった…
いいなぁ、ローカルで。
しかしここでも僕の荷物は邪魔者でしかない。
御影までは約40分。
地元の若者も乗り込んでいる。
目の前に女子高生がふたり立つ。

 女1「今なんのバイトしてんの?」
 女2「んー、コンビニだよ、すっげーダリィよ」
 女1「イヤな人とか来て疲れねー?」
 女2「イヤな人ねー。ムスっとしてる人とか、なんだよって思っちゃうよ。
    釣りも渡したくない。おばあちゃんとかおじいちゃんはにこやかで良いんだけど…
    30代後半ぐらいの?そのへんの奴が多いかな」
 女1「えぇー!30代後半って、一番キモいよねー」

 …云々

すみません、30代後半で…(涙)

汽車はガトゴト走り続け、僕は出発点の駅にいよいよ降り立った。

  


Posted by 餅 at 18:47Comments(0)0607十勝川

2008年10月14日

北海道の川を旅する 《十勝川06 1》

2006年07月16日23:56


 7月15・16日

かねてから予定していた、初めてのリバーツーリング、川旅。
川下りにキャンプがプラスになるというだけで、雰囲気がガラっと違う。
だいたいにして、アウトドアは好きだけどキャンプはほとんどしたことがない。
テントに泊まったのなんてもう20年近く前じゃないのか?
というぐらい。
テントは去年買ったソロ用のもの、寝袋も去年買ったし。
主要なものふたつはあったが、他の小物が全く無い。
仕事帰りや休みの日に、リストアップした欲しい物を買い溜めていった。
ザック、エアマット、ライト、ジッパー付ビニール袋・・・

前日の14日に、リストの全てのものが揃った。
そしてその深夜、肝心な地図資料の作成をしていた。
googleのサテライトには、なんと都合の良いことに今回下る部分だけは詳細航空写真があるのだ。
これでおよそのコースが読める。
春に買った『リバーツーリング55マップ』。
こちらは主に文章での情報、googleマップサテライトでは航空写真で情報を得る。
便利な世の中に感謝だなぁ。
結局資料を作ってクリアブックに入れ終わったのは、深夜2時を過ぎた頃だった。
先に終わらせていた他の荷物と一緒にしてパッキング完了。
明日は早朝5時出発予定。
大丈夫!?
気になる天気は、直前予報で15日曇、16日も曇。
まぁ… 降らないだけ良しとしよう。
この連休を逃したら他に行く機会がないのだから…
2時間半ぐらいしか寝れないけど、行くぞ!十勝川!!



 出発


早朝5時前。
目覚ましが鳴る前に目が覚めた。
(ちなみに言うと僕は毎日、目覚ましが鳴る前に目が覚める老人的体質)
歯を磨き顔を洗い、荷物を車(イプサム:愛称イプーちゃん)に積み込む。
この旅が、イプーちゃんとの最後のロングドライブになるだろう。
「今まで7年間、僕や家族を乗せてくれてありがとう!」
そんな思いも乗せつつ、家族が誰も起きてこないうちに、車を発進させた。
コンビニで朝メシを買う。
クリームパンとお茶を買い、運転しながら腹に収める。
とりあえず目的地は十勝川温泉付近の河原。
そこに車を置いた後にバスに乗って帯広まで出る。
そのバスは便数もとても少なく、路線バスなので時間も決まっている。
遅刻するわけにはいかないのだ。
それにしてもこのどんよりした天気が、なんとなく気乗りしない原因なのだろうか。
奥田民生の『股旅』を聞いてもやはり、“曇”が気にかかっている。
車は樹海ロードと呼ばれるうっとうしい国道を、ひたすら走っていた。
途中超える日勝峠は、日高山脈を横断する峠だ。
ここをようやく越えると、十勝平野が見えた。
雲は山脈で砕かれたのか、青空が見えているではないか!
「イヤッホォーイ!!」
一気にテンションが上がる!
更に峠を下がってくると見えてくる十勝平野は、緑と黄金色でいっぱいだ。
畑作が盛んなこの地は、穀物や野菜の一大産地となっている。
カヌー漕ぎ出し予定地『十勝橋』はそう遠く回り道するわけではない。
十勝川の上流側、その予定地の下見をすべく、車を走らせる。
橋から川が見えた!
常緑の中洲が流れを遮って、川岸は細い流れになっているが漕ぎ出しに問題はないだろう。
水が青い!
でも急がなくては。
目的地まではあと30キロ。
バスの時間まであと1時間半。
出発点下見では下車することなく、ゴール予定地点へ車を走らせた。  


Posted by 餅 at 22:52Comments(0)0607十勝川

2008年10月14日

北海道の川を旅する 《十勝川06 序》

2006年07月10日23:55

 はじめに

昨年、たかが札幌市内の2級河川(かどうかは知らない)の豊平川、しかもそのトロトロ下流域だけを下った『北海道の川を旅する・豊平川』は一部の熱狂的な方々に支えられて、(日記としては)超・長編紀行文として好評を頂きました。のか?
2006年は、ビバーク付き川下りを2本用意しています。
その2本のうちのひとつが十勝川。
初めてのビバーク。
初めての本格的水流。
少し緊張するとともに、恐怖を感じています。
しかし、冒険とは机の上で考えている時が最も恐ろしく危険で、実際に行っている時には夢中になるあまり感覚が麻痺する、と野田先生もおっしゃっています。
きっと僕もそうだと、いや実際前回はそうだったし、今年も2本の川下りを楽しんで冒険して来ます。
しかしながら、予定の日は今のところ曇りのち雨の予報。

行けるのやらどうやら。。。

しかし、準備は着々と整いつつあります。
きっと思い切り楽しめるはずだ。

ひとり、だけど…  


Posted by 餅 at 22:41Comments(0)0607十勝川

2008年10月11日

北海道の川を旅する 《豊平川 06/E》

2005年07月26日17:03

 ゴール

ゴール目印になる、水門施設の橋の上部アーチが見えてきた。
不思議な気分。
「タクシーで3160円もかかった距離を、川を下って到着してしまうよ…」
当たり前と言えば当たり前なんだけど、知らない道路を通って知ってる場所に出た時の「あ!ここに出るんだ!」という感動に近い。
ゴール直前に、厚別川が合流する。
厚別川を少し遡上してみる。
ドブくさっ…
水門がある所、川が合流してくるところは、例外なくドブ臭がきつくなった。
しかし、ちょこっと厚別川を遡上することで、厚別川も漕いだことがあると言えるのだ。
一石二鳥?

長い漕行を終え、水門施設のコンクリートの岸に艇を寄せる。
接岸。
「ふーっ、長かったぁ」
結局、スタートからゴールまで4時間近くかかった。ちうか、かけた。
副産物がある。
日焼けだ。
短パンをはいていたので、もも~スネにかけて気が付くと真っ赤になっている。
もう屈伸運動なんか痛くてできないぐらいのダメージに。
次回は短パンはよそう…
艇を解体しなくてはいけないが、ヒザを曲げてパッキングできないほどの痛みである。
解体したそばから、クルマの後部にパーツを放り込んだ。

お疲れっしたぁ。

豊平川。
ずっと下ってみたかったが、ちょっと汚かったり鯉がイヤだったりするので、きっともう一人では出ないだろう。
いつか誰かから、豊平川のリクエストが入った時、一緒に下るぐらいか。。

キレイな川を下ってみたい。
十勝・歴舟川。
北海道の清流だ。
待ってろ!歴舟!!


 - 終 -   


Posted by 餅 at 11:30Comments(0)0507豊平川

2008年10月09日

北海道の川を旅する 《豊平川 05》

2005年07月25日16:55

 大漕行

昼の休憩を終え、ボイジャー号再発進。
豊水大橋から下流は、びっくりするほど今までと様相が違う。
「あれー、なんだぁ?」と少し先を見ると、もうアオサギの群れがいたりする!
札幌市内にアオサギのコロニーがあるのか。
へぇ、こんな場所(札幌市内)なのに…
流れは急に穏やかになっていて、ゆらゆら浮かぶのに気持ちいい。
しかし、油断した隙に奴は現れた。。。
そいつの名は、『鯉』。
僕は鯉が嫌いなのだ。気持ちが悪いのだ。
50センチほどあろうか。
水は少し濁りつつあるが、鯉のウロコがはっきりわかる。
「ウヘェェェ…」
それが、1匹2匹3匹・・・け、けっこういる!^^;
なんちゅうのか、鯉って、汚い水でも生きられるし、水がなくても数時間は生きていると聞いた。
ちょっと怖い。
でもまぁ鯉に食われるわけでもないし、先を行こう。
川幅もかなり広がり、余裕が出てきたので、本日2本目のビール登場!
思えば昼休憩前の1本目。
少し油断してビールをガサゴソ出していたら、岸に積まれたテトラポットにつっこんでしまった。
そのテトラのひとつひとつはサイコロのような角型で、面は無く、フレームだけなので水流をそのまま通すのだ。
オカゲ様であせるしビールはこぼすし、船体布破れるかとハラハラするし。
一体、あれは何の必要があるんだろう。 (そもそも川にある人工物、何の意味なのかわからなかったり理由が納得できないものがほとんどだ。)
が、もうそんな心配もなく、大空に向かってMALT'Sを掲げる。
カァーーーッ。
こんなでかい川を、自然を、空を、そこを行く自由を、僕は満喫してる。
いつしか川底も見えなくなるほど深くなり、流速もほぼなくなった。
日差しがちょっとキツいが、まぁ、快適。
川とは思えないベタ凪の水面は、くっきりと木の姿を映している。
アオサギはフネが近づくとギャァギャァ鳴きながら先に逃げ飛び、また近づくと先に飛んでいく。
何やらわからないけど、猛禽類の鳥もたくさん見かける。
トンビかな。
ふと振り返ると、札幌ドームが見えた。 漕いでいないと前に進まない。
豊水大橋を出てから、もう2時間半が経とうとしていた。
ゴールは近い。


 (つづく)
  


Posted by 餅 at 23:07Comments(0)0507豊平川

2008年10月09日

北海道の川を旅する 《豊平川 04》

2005年07月24日00:01

 流水

僕にとっては初めての経験。
流水の上を我が艇"ボイジャー号"が滑り出した!
「イヤホォォォォォイイ!」
自然に笑みがこぼれてくる。
流れる景色、中洲では右左どちらを行けば良いのかとの迷い、大急ぎで逃げていく小魚の群れ、見た事のない川からの橋の景色。
しかし、残念なことが。
豊平川は都市部の排水をよその川にほぼ全部まかせていることから、キレイな川とされている。
水もそんなに汚くない。
が、水上はどうもドブ臭い。
でもま、近所にこれだけ遊べる川があるんだっていう事に感謝して進もう。
ちょっとした急流。
前に、東北の北上川でゴムボート下りに参加したことがあったっけ。
そのときはこんな急流で、みんなグルグルまわって大変そうだったなぁ。
でもボイジャーは安定してる。
さすが、ダテに高いだけある。
JRの鉄橋、水道橋。
北13条大橋を超えたところでは、初めてライニングダウンのめんどくさい目にあう。
環状北大橋。
やたらゴミが落ちてるなぁ。ゴミっちうか、バイクとかチャリとか。。。
意外に川岸は緑が深い。
しかし、水際ですぐ枝が垂れていたりしているので、そこにレジ袋とかゴミ類がやたら目立つ。
一体、何人がゴミを捨てたんだろう。

もう数回ライニングダウンを繰り返し、約1時間ちょい漕いだところで札幌新道に架かる豊水大橋を超えた。
そろそろ昼飯にしようか。
ボイジャーを護岸された岸に寄せ、艇から下りた。





 豊水大橋

このあたりは、テニスコートやベンチがあったりして造成されている。
しかし平日の昼。
遊んでる奴なんていない、僕ぐらいなもんだ!
ウチの大奥様につくってもらったおにぎりにかぶりつく。
うまい!ありがとう!
天気は予報をくつがえして晴れてるし、少し強い風がかえって心地良い。
「ここから奥はトロトロゾーンだ。ゆっくり行こう。」
航空写真のプリントをしまい、再び艇に乗り込んだ。


 (つづく)
  


Posted by 餅 at 21:50Comments(0)0507豊平川

2008年10月09日

北海道の川を旅する 《豊平川 03》

2005年07月22日10:44

 タクシー

タクシーの運ちゃんは、僕が15分ぐらい遅刻した(自分がオンタイムオンタイム言ってたくせに!^^;)のに笑顔で迎えてくれた。
運ちゃんの息子さんは、ボートをやるためにソレ系の学校に行ったらしかったが、腰を痛めて1年でパーになったと。
気の毒な話だ…
運ちゃんの娘さんのダンナさんは、カナディアンカヌーであちこちさすらってるらしい。
この運ちゃん、まさに僕を運ぶためにタクシー会社にいたような、水に縁のあるお方だった。
「気をつけて、がんばってね!」と運ちゃん。
ありがとう!
運ちゃんのタクシー会社と運ちゃんの名前、忘れないよ。
平和大橋下流右岸から、いよいよ豊平川河畔に下りる。
よっし組み立てるぞ!





 平和大橋

艇の組み立てに入る。
僕の艇は、ファルトボートと呼ばれる、アルミのパイプを組み立てた骨組みに船体布をかぶせる、コンパクト収納可能ないわゆる"折りたたみ式カヌー"だ。
この艇を買ってから、何度も組み立てて乗っているわけだが、メーカー公言の標準組み立て時間25分は絶対に無理だと思う。

今回も40分かかった。
日が照ってきており、汗が噴き出してくる。
物珍しそうに人が寄って見ては過ぎていく。
フフン。僕は今からこのフネで川を下るのさ!
汗だくになりながら、コンクリートの突起物の間にフネを浮かべた。


 (つづく)
  


Posted by 餅 at 21:36Comments(0)0507豊平川

2008年10月08日

北海道の川を旅する 《豊平川 02》

2005年07月22日00:03

 万全の用意

いよいよ豊平川を下る前日!
子供のように"持ち物リスト"を作成しては、せこせこと準備。
最近の社会電子化に感謝しつつ、川の航空写真を切り貼りして、行程順に7枚用意した。
タクシー会社に、ゴール地点の近くまで朝10時に来てくれるよう連絡した。
その翌日、念願だったダウンリバーが実現するのだ。
川を下るということは、自由のカタマリだ。
どこでとまろうと、どんなルートをとろうと、どこでメシを食おうと、誰にもなんにも言われないもんね。
そう考えると、おちおち寝ていられない気分。
昂ぶってきていた。


 出発

昂りすぎたか、満足に睡眠していない。
前日ピックアップしたモノを揃え、ザックに詰め込んだ。
大きなカバンのようなケースに入る我が艇(ボイジャー号)はカートに乗せパドルとともに縛りつけた。
9時。
車で家を出て、一路ゴール地点を目指す。
タクシーはオンタイムでやってくるかな。
クルマ。豊平川を下るようなルートで、護岸線を走らせた。
水量はあいかわらず少ない。
途中、ビールとつまみなど買いこんで、船上での祝杯に備えた。
ゴール地点は豊平川下流域にある、大きな水門施設だ。
そこになら艇を寄せられる。
このゴール地点は相当前からロケハンしていた。
車を降り、今日の到着地点を先に見ておく。
「向こうからこう寄ってくるんだな…」とゴールをイメージした。
携帯電話が鳴る。タクシー会社だ。
オンタイムで待ち合わせ場所に着いたらしい。
こっちはこれから、カートを引いて、ザックをしょって待ち合わせ場所まで。
約2キロ歩かなくては。
汗が噴き出す。
ドライバーが出てきて、「ボートですか」と聞いた。
笑って頷くと、開けてくれたトランクに荷物を入れ、スタート地点を目指してタクシーに乗り込んだ。


 (つづく)
  


Posted by 餅 at 23:15Comments(0)0507豊平川

2008年10月08日

北海道の川を旅する 《豊平川 01》

2005年07月15日23:42

『北海道の川を旅する』なんてウワハハハハ、かっこいいじゃない、野田知佑氏の『日本の川を旅する』(新潮社刊 ISBN:4101410011)の単なるパクリじゃん、ウワハハハ☆

そんなわけで、これから何年もかけて、勝手に北海道の川をカヌーで旅することにしました。

まずは近所の川・豊平川です。
今日はロケハンだけでしたけど。
川旅には必要と思われる、ポータブルカートもゲットしてきました。
しかしこの川は”旅”…っていうほどにはならないはず。
全行程約10キロの、初めての川下り。
10キロしか行けない理由。
堰やすごい瀬があったりしたらNG。
沈するかもしれん。
沈したら困る!冷たいよ水が!
よって、まず沈はないだろうと思われる区間のみを行くのである。

今日は、以前から目をつけていた出発点と、市内都心部(というのかどうか)を巡ってみた。
6月までは豊平川も融雪による豊富な水量で流れていたが、最近、水が少ない。
ちうか、これが夏場の水量なんだろう。
以前は出発地点もとうとうと流れていて”軽く大河の中流”の様相を呈していたが、ザラ瀬なんかも出てきていて、カヌー降りたり乗ったり繰り返しそう。
ちょっと怖そうな急流もできちゃってるよ…
やばいです。
でも流れを見ているうちにルートどりがなんかわかった気がした。
気のせいかもしれないが。

今日、確認した中ではちょっと怖そうな急流/コンクリートの突起物のある瀬が2箇所あった。
一応、今日の水量では行けそう。
あとちょっと気になったのが釣り師。
こんな川、ウグイぐらいしかいないんじゃないのか?
糸と交錯したらイヤだな。
そして豊平川は、札幌のけっこう街中を流れているのに、ジャングルの中を通るようにけっこう木がうっそうと茂っている部分がある。
これは逃せまい。
カワセミもいるというウワサではないか。
一度見てみたいもんである。

ほとんどコンクリート護岸されたこの豊平川を、来週下ります。
カヌー日帰り単独行!
と言っても、ウロチョロしながらゆっくり安全に下るつもりです。



  


Posted by 餅 at 21:49Comments(0)0507豊平川
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