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2016年06月04日

四国の川を旅する《仁淀川 1》

 二度目の高知旅へ

4年前。
僕はあるネガティブな思いを抱きながら高知へと旅立った。
だが高知は、そのロケーションパワーと食い物の旨さでそれを一瞬にして笑い飛ばした。
それ以来、高知が地上で最も好きな土地になったのだ。
カツオのタタキを食い感激し、街の景色を眺めて泣き、憧れであった四万十川の流れに乗って泣き、そして旅人同士の語らいで笑う。
もう一度、高知を旅したいと思っていた。

四国の川を旅する《仁淀川 1》

前回の旅の途中、高知から四万十へ向かう電車の中から、驚くほど透明度の高い川が見えた。
その川の名は『仁淀川』という。
JR土讃線がかの川を渡るときは、すでに河口まで15キロ程度である。
もう、下流域といえる範囲なのだ。
しかし、水の清洌さは下流と言えどかなりのもので、電車の中からでも川底がハッキリと見て取れるほどなのであった。
電車が川を通り過ぎるその車内で僕は、子供のように窓にへばりついていたのを覚えている。
人の暮らしの中を流れつつ、こんなに美しさを保っている川。
流域の人たちも大切に大切に、この川を愛しているに違いない。

今回の高知のメインを、仁淀川に定めるのに迷いはひとつも無かった。
仁淀川が太平洋に注ぐ河口で、初夏のキラキラした景色の中、恍惚の表情でキラキラとニヤける自分が目に浮かぶ。
こんな川を見せられて平岸水軍として黙ってられるか。
ゴールは河口。
つまり目標は河口なのだ。
必ず訪れると心に誓った川を今回目指す。
時期も厳選した。
上りガツオの旬、梅雨入りの前、鮎釣りの解禁前、最高気温25~30度。
こう聞いて、いてもたってもいられなくならないカヌーイストは不感症かホントは引きこもりタイプだ。
それにしてもなんというグッドタイミング。
5月末しかあるまい。

僕の愛艇ボイジャーと一部のキャンプ道具はすでにゆうパック(一般の安価な宅配便は160サイズが最大だが、ゆうパックは170サイズまで設定がある!)で川下りの出発地点である越知町は宮ノ前公園キャンプ場に送付済みだ。
川下り初日に、日本郵政の人がせっせと重い荷物を持ってきてくれるのだ。

あぁ。
学習能力の高い平岸水軍。
いつか歴舟川で会った、東京の親子連れの作戦を学びとっているのである。

アウトドア旅ではすでに僕の定番となったノースフェイスのダッフルにハーネスを付けてザックのように背負い、送ると割高感がハンパないパドルは手に持って自宅を出発した。




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この記事へのコメント
漕いで行けば、旅費も送料も安くすみますけど。
さて、高知の旅を見せてもらいますか!
Posted by た〜さん at 2016年06月04日 11:43
たーさーん!
またコメント速度のはやいこと!笑
待っててよ〜、これからザクザク記事上げしてくから!
2週間に1度のウルトラハイペースで行くよ〜!
Posted by 餅 at 2016年06月04日 18:15
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