2008年10月08日
北海道の川を旅する 《豊平川 02》
2005年07月22日00:03
万全の用意
いよいよ豊平川を下る前日!
子供のように"持ち物リスト"を作成しては、せこせこと準備。
最近の社会電子化に感謝しつつ、川の航空写真を切り貼りして、行程順に7枚用意した。
タクシー会社に、ゴール地点の近くまで朝10時に来てくれるよう連絡した。
その翌日、念願だったダウンリバーが実現するのだ。
川を下るということは、自由のカタマリだ。
どこでとまろうと、どんなルートをとろうと、どこでメシを食おうと、誰にもなんにも言われないもんね。
そう考えると、おちおち寝ていられない気分。
昂ぶってきていた。
出発
昂りすぎたか、満足に睡眠していない。
前日ピックアップしたモノを揃え、ザックに詰め込んだ。
大きなカバンのようなケースに入る我が艇(ボイジャー号)はカートに乗せパドルとともに縛りつけた。
9時。
車で家を出て、一路ゴール地点を目指す。
タクシーはオンタイムでやってくるかな。
クルマ。豊平川を下るようなルートで、護岸線を走らせた。
水量はあいかわらず少ない。
途中、ビールとつまみなど買いこんで、船上での祝杯に備えた。
ゴール地点は豊平川下流域にある、大きな水門施設だ。
そこになら艇を寄せられる。
このゴール地点は相当前からロケハンしていた。
車を降り、今日の到着地点を先に見ておく。
「向こうからこう寄ってくるんだな…」とゴールをイメージした。
携帯電話が鳴る。タクシー会社だ。
オンタイムで待ち合わせ場所に着いたらしい。
こっちはこれから、カートを引いて、ザックをしょって待ち合わせ場所まで。
約2キロ歩かなくては。
汗が噴き出す。
ドライバーが出てきて、「ボートですか」と聞いた。
笑って頷くと、開けてくれたトランクに荷物を入れ、スタート地点を目指してタクシーに乗り込んだ。
(つづく)
万全の用意
いよいよ豊平川を下る前日!
子供のように"持ち物リスト"を作成しては、せこせこと準備。
最近の社会電子化に感謝しつつ、川の航空写真を切り貼りして、行程順に7枚用意した。
タクシー会社に、ゴール地点の近くまで朝10時に来てくれるよう連絡した。
その翌日、念願だったダウンリバーが実現するのだ。
川を下るということは、自由のカタマリだ。
どこでとまろうと、どんなルートをとろうと、どこでメシを食おうと、誰にもなんにも言われないもんね。
そう考えると、おちおち寝ていられない気分。
昂ぶってきていた。
出発
昂りすぎたか、満足に睡眠していない。
前日ピックアップしたモノを揃え、ザックに詰め込んだ。
大きなカバンのようなケースに入る我が艇(ボイジャー号)はカートに乗せパドルとともに縛りつけた。
9時。
車で家を出て、一路ゴール地点を目指す。
タクシーはオンタイムでやってくるかな。
クルマ。豊平川を下るようなルートで、護岸線を走らせた。
水量はあいかわらず少ない。
途中、ビールとつまみなど買いこんで、船上での祝杯に備えた。
ゴール地点は豊平川下流域にある、大きな水門施設だ。
そこになら艇を寄せられる。
このゴール地点は相当前からロケハンしていた。
車を降り、今日の到着地点を先に見ておく。
「向こうからこう寄ってくるんだな…」とゴールをイメージした。
携帯電話が鳴る。タクシー会社だ。
オンタイムで待ち合わせ場所に着いたらしい。
こっちはこれから、カートを引いて、ザックをしょって待ち合わせ場所まで。
約2キロ歩かなくては。
汗が噴き出す。
ドライバーが出てきて、「ボートですか」と聞いた。
笑って頷くと、開けてくれたトランクに荷物を入れ、スタート地点を目指してタクシーに乗り込んだ。
(つづく)
2008年10月08日
北海道の川を旅する 《豊平川 01》
2005年07月15日23:42
『北海道の川を旅する』なんてウワハハハハ、かっこいいじゃない、野田知佑氏の『日本の川を旅する』(新潮社刊 ISBN:4101410011)の単なるパクリじゃん、ウワハハハ☆
そんなわけで、これから何年もかけて、勝手に北海道の川をカヌーで旅することにしました。
まずは近所の川・豊平川です。
今日はロケハンだけでしたけど。
川旅には必要と思われる、ポータブルカートもゲットしてきました。
しかしこの川は”旅”…っていうほどにはならないはず。
全行程約10キロの、初めての川下り。
10キロしか行けない理由。
堰やすごい瀬があったりしたらNG。
沈するかもしれん。
沈したら困る!冷たいよ水が!
よって、まず沈はないだろうと思われる区間のみを行くのである。
今日は、以前から目をつけていた出発点と、市内都心部(というのかどうか)を巡ってみた。
6月までは豊平川も融雪による豊富な水量で流れていたが、最近、水が少ない。
ちうか、これが夏場の水量なんだろう。
以前は出発地点もとうとうと流れていて”軽く大河の中流”の様相を呈していたが、ザラ瀬なんかも出てきていて、カヌー降りたり乗ったり繰り返しそう。
ちょっと怖そうな急流もできちゃってるよ…
やばいです。
でも流れを見ているうちにルートどりがなんかわかった気がした。
気のせいかもしれないが。
今日、確認した中ではちょっと怖そうな急流/コンクリートの突起物のある瀬が2箇所あった。
一応、今日の水量では行けそう。
あとちょっと気になったのが釣り師。
こんな川、ウグイぐらいしかいないんじゃないのか?
糸と交錯したらイヤだな。
そして豊平川は、札幌のけっこう街中を流れているのに、ジャングルの中を通るようにけっこう木がうっそうと茂っている部分がある。
これは逃せまい。
カワセミもいるというウワサではないか。
一度見てみたいもんである。
ほとんどコンクリート護岸されたこの豊平川を、来週下ります。
カヌー日帰り単独行!
と言っても、ウロチョロしながらゆっくり安全に下るつもりです。


『北海道の川を旅する』なんてウワハハハハ、かっこいいじゃない、野田知佑氏の『日本の川を旅する』(新潮社刊 ISBN:4101410011)の単なるパクリじゃん、ウワハハハ☆
そんなわけで、これから何年もかけて、勝手に北海道の川をカヌーで旅することにしました。
まずは近所の川・豊平川です。
今日はロケハンだけでしたけど。
川旅には必要と思われる、ポータブルカートもゲットしてきました。
しかしこの川は”旅”…っていうほどにはならないはず。
全行程約10キロの、初めての川下り。
10キロしか行けない理由。
堰やすごい瀬があったりしたらNG。
沈するかもしれん。
沈したら困る!冷たいよ水が!
よって、まず沈はないだろうと思われる区間のみを行くのである。
今日は、以前から目をつけていた出発点と、市内都心部(というのかどうか)を巡ってみた。
6月までは豊平川も融雪による豊富な水量で流れていたが、最近、水が少ない。
ちうか、これが夏場の水量なんだろう。
以前は出発地点もとうとうと流れていて”軽く大河の中流”の様相を呈していたが、ザラ瀬なんかも出てきていて、カヌー降りたり乗ったり繰り返しそう。
ちょっと怖そうな急流もできちゃってるよ…
やばいです。
でも流れを見ているうちにルートどりがなんかわかった気がした。
気のせいかもしれないが。
今日、確認した中ではちょっと怖そうな急流/コンクリートの突起物のある瀬が2箇所あった。
一応、今日の水量では行けそう。
あとちょっと気になったのが釣り師。
こんな川、ウグイぐらいしかいないんじゃないのか?
糸と交錯したらイヤだな。
そして豊平川は、札幌のけっこう街中を流れているのに、ジャングルの中を通るようにけっこう木がうっそうと茂っている部分がある。
これは逃せまい。
カワセミもいるというウワサではないか。
一度見てみたいもんである。
ほとんどコンクリート護岸されたこの豊平川を、来週下ります。
カヌー日帰り単独行!
と言っても、ウロチョロしながらゆっくり安全に下るつもりです。