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Posted by naturum at

2011年10月29日

2011 夏至の旅 06/E

前半戦に力を込めすぎた川下りを終え、我々は待ちわびた浜大樹に到着した。
ずぶぬれ、浜の砂地に上がって砂だらけの僕。
力は出し尽くしていた。
せめてウィンドブレーカーの一枚でもあれば、ここまで消費していることは無かったであろう。
しかし、寒い川から上がっても、もうほとんど粒になりそうな霧は降り続いた。
座っていなければ、チェアの座面にも水が溜まる勢いだ。
キタキツネも遊びにやってくる霧の中、テントの中にしまっておいたサラサラの服に着替え、天にも昇る気分である。

 

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Posted by 餅 at 17:15Comments(10)1106歴舟川

2011年10月23日

2011 夏至の旅 05

沈した後は、体も冷える。
小便を放った後の『ブルルッ』の振幅も更に増すのであった。

この川行自体の距離は約15km強である。
このションベンポイントでは、約半分程度の距離を下り、ちょうど中間点あたりと思われた。
まだ歴舟橋は越えていない。

前半。
僕の顔は常に笑顔で、川に流されながら泳いで遊んだり、酒を飲んだり。
寿司を食って大笑いし、沈しては真剣に対処したり。
この充実した川下り時の行動はすべて、太陽の存在が背景にあった。
日差し・温度の影響というのは、心身ともに大きい。

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Posted by 餅 at 22:04Comments(10)1106歴舟川

2011年09月14日

2011 夏至の旅 04

ランチタイムを終え、再び歴舟の流れに乗る。
透明で青い水、みるみる変わる景色、頬に当たる風が気持ちいい。
心地よくフネを流していると、前方に危険箇所を確認した。
急いでM野氏にレクチャーを行う。

 「ほら、ああいう障害物があって瀬になってるところあるじゃないですか。
  ああいう場所は通ったら危険なんで、事前にエスケープするんですよ。
  状況を判断するのに、流れの中でもストップやバックができるように
  練習しといた方がいいですよ、こんな感じでパドルを入れて…」

前方は、広かった川の流れが左岸に一気に集まって瀬を形作り、おまけに木が小高くなった岸から倒れて瀬の上をまたぎ対岸近くまで伸びてきている。
つまり、瀬の上にリンボーバーがあるような格好、それも通過ルートは小さな三角形しかない、危険なストレーナーである。
見るからにエスケープ対象なのだ。

このストレーナーを前に、近くまで漕ぎ寄ってエディに入る。
同じルートをM野氏も通ってきてくれれば問題は無い。
高等技術であるライニングダウンで巻けばいいのだ。
しかし後続のM野氏はこのストレーナーに対して真っ直ぐ進入していくではないか!!

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Posted by 餅 at 01:28Comments(18)1106歴舟川

2011年08月25日

2011 夏至の旅 03

 6月19日pm その1

ボイジャーとM野氏のシットオンを川岸に運ぶ。
大樹橋たもと下流側。
ここから川下りスタートである。
もっとも重要なビールも冷え冷え状態で積み込んだ。

 「ゴウッ!ゴウッ!ゴウッ!ゴウッ!」

アメンボのように水面を走り出す二艇。
いつもながらの最高の一瞬である!!

だが、乗艇約2分でライニングダウンの必要が発生する。
予測通りではあるのだけれども。
しかしながら水がキレイで、歩かされるのもしんどいが嫌な気は一切しない。

 

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Posted by 餅 at 22:47Comments(10)1106歴舟川

2011年08月11日

2011 夏至の旅 02

 6月19日am

朝4時に寝た僕だったが、朝8時には起きた。
天候は薄曇りながら晴れ。
M野氏は釣りに出かけている。
誰もいなかった浜に、何人かの釣り人が見える。
M野氏が帰って来、ヤマメを釣ってリリースした話を聞く。
近くで釣りをしていた人は、サクラマスを釣り上げていた。
大きいのを1匹見せてもらった。
キレイな魚であった。
だが僕は釣りには興味が無い。
どうも自分の性に合わないのだ。

買ってきたパンそのまんまの朝食の後、川下りの準備に入る。
M野氏と装備品の確認を行い、車に荷物を詰め込んだ。
さぁ行こう。
ずっと僕を呼び続けていた川は、すぐそこにある。
ゴール地点を確認する。
砂丘部分をえぐるように流れる歴舟川の河口。
広いプール部分があるが、そのプールから一筋の流れが浜辺に沿うように走っている。
その流れはけっこう強く、強い流れのまま海へと注いでいる。
太平洋の波は、相変わらず高めだ。
上陸地点の目印に、流木を砂に突き刺した。  続きを読む


Posted by 餅 at 00:22Comments(10)1106歴舟川

2011年08月09日

2011 夏至の旅 01

2011年、夏至の旅。
ドラマチックである。
一年中で最も昼の時間の長いこの時期に、大好きな歴舟川を訪れた記録を連ねよう。


 6月18日(土)

この日は日中、休日出勤であった。
某イベントがあり、会社の車で現地へ直行。
社用車の中には、ザックにつつまれた我が愛艇ボイジャー460T、2泊3日の荷物を詰め込んだダッフルバッグ、そしてパドル。
誰の目にも遊ぶ気マンマンに映るはずなのである。
そしてそれは紛れも無く正解である。
遊ぶ気マンマンで、休日出勤だ。
某所でのイベントも終わり、社用車に乗り込む。
車の中ですでに絶叫&シャウトの僕。
助手席に座った会社の女の子は、若干引いていた。
彼女を送り届け、この旅の同行者であるM野氏の家に向かう。
彼の家に到着すると、すでにM野氏もニヤけていた。

 「よっしゃ行くぜい!!」

M野氏の車に乗り換え、早速エロトークモード全開だ。
BGMはROCK YOUR BABYだ。
イントロで何ともいい単語を発している。
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Posted by 餅 at 23:24Comments(2)1106歴舟川

2011年06月19日

2011 夏至の旅(予告)

大樹町歴舟川を舞台に、始まります。
まもなく出発。
川が呼んでる!
  


Posted by 餅 at 12:56Comments(8)1106歴舟川
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