2010年06月30日
北海道の川を旅する 《後志利別川10 序》
2010年6月。
僕は2度の川旅へ出かけた。
一度目はソロ。
二度目はただの会社の先輩とは呼べなくなっている仲のM野さんと一緒だ。
行き先は道南は今金町を流れる後志利別川だ。
僕の日記でも何度も出て来ている、とてもおだやかな川である。
札幌から180km。
シーズンインした北海道。
まだまだ今年はたっぷりあるのだ。
行こう、海へ、川へ。
一度目は会社で精神を痛めつけられていた時の旅、二度目は痛みも消え、ばか笑いしながらのタンデム行。
近々執筆開始。
僕は2度の川旅へ出かけた。
一度目はソロ。
二度目はただの会社の先輩とは呼べなくなっている仲のM野さんと一緒だ。
行き先は道南は今金町を流れる後志利別川だ。
僕の日記でも何度も出て来ている、とてもおだやかな川である。
札幌から180km。
シーズンインした北海道。
まだまだ今年はたっぷりあるのだ。
行こう、海へ、川へ。
一度目は会社で精神を痛めつけられていた時の旅、二度目は痛みも消え、ばか笑いしながらのタンデム行。
近々執筆開始。

2010年06月22日
積丹シーカヤックツアーwith会社の先輩 04
積丹は野塚キャンプ場で一泊をとの考えを変更し、古平へ向かう。
距離を短縮したかったから、だけではなく、風が強くなってきていたのを懸念したというのも理由のひとつだ。
西側にどーんと山地が構えている古平あたりなら、そんなに風の影響を受けないんじゃないかと判断したのだ。
岬の湯積丹から美国へ向かう道路でシーカヤックを積んだクルマとすれ違う。
「おっ、カヤック2艇も積んでるぞ!」
よくよく見たら、それは我々が遊ばせてもらっていた艇で、つまりクルマの人物はIwaoさんその人であった。
キャンプ地に到着前に、魚屋風なスーパーで買出しを行う。
その日のメインディッシュは平目の刺身だ。
あとは鍋焼きうどんに缶詰め。
夕方からのキャンプでは、シェフM野と異名をとる相棒も、この程度にしか手を出せない。
いや、僕はむしろこういう簡単なメニューの方が好きだ。
まったりする時間は長い方がいい。
シェフが腕をふるうかわりに、僕はいつも洗い物を買って出ている。
今回のキャンプでは、洗い物は発生しない。
Goo!である。
盛夏の週末には人でごったがえす家族旅行村付属(?)の浜辺は、新しい堤防建設のため規模が小さくなっていた。
しかし我々以外にキャンパーなどいない。
極力平らな場所に、ソロテント2張り。

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距離を短縮したかったから、だけではなく、風が強くなってきていたのを懸念したというのも理由のひとつだ。
西側にどーんと山地が構えている古平あたりなら、そんなに風の影響を受けないんじゃないかと判断したのだ。
岬の湯積丹から美国へ向かう道路でシーカヤックを積んだクルマとすれ違う。
「おっ、カヤック2艇も積んでるぞ!」
よくよく見たら、それは我々が遊ばせてもらっていた艇で、つまりクルマの人物はIwaoさんその人であった。
キャンプ地に到着前に、魚屋風なスーパーで買出しを行う。
その日のメインディッシュは平目の刺身だ。
あとは鍋焼きうどんに缶詰め。
夕方からのキャンプでは、シェフM野と異名をとる相棒も、この程度にしか手を出せない。
いや、僕はむしろこういう簡単なメニューの方が好きだ。
まったりする時間は長い方がいい。
シェフが腕をふるうかわりに、僕はいつも洗い物を買って出ている。
今回のキャンプでは、洗い物は発生しない。
Goo!である。
盛夏の週末には人でごったがえす家族旅行村付属(?)の浜辺は、新しい堤防建設のため規模が小さくなっていた。
しかし我々以外にキャンパーなどいない。
極力平らな場所に、ソロテント2張り。

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2010年06月20日
積丹シーカヤックツアーwith会社の先輩 03
ランチ休憩場所を後にし、東へと進むIwaoさん率いるシーカヤック3艇。
積丹の海岸線は、相も変わらず切り立った断崖が続く。
中には海面にぽっかりと口をあけた洞窟もあるが、そんな中に入るのはちょっと恐い。
西部警察のテーマが頭に流れていたとしても、恐いものは恐いのだ。
なんとなく、そんな場所に入ってしまうと沈する気がする。
僕はふだんでっぷりとしたボイジャー460Tに乗っているので、まず沈はすることがない。
横幅がけっこうあるし、両サイドにエアをたっぷりと入れるので、それ自体がアウトリガーの役目を果たす。
また、川で沈したとしても沈脱して流されたとしても、浅瀬が多いところを下るのでたいていはなんとかなるはずで、ロールを覚えようとか、セルフレスキューの再乗艇なんてあんまり考えたことがない。
(僕がふだん下っている)川の流れの中だと、ロールも再乗艇もきっと無理なのだ。
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積丹の海岸線は、相も変わらず切り立った断崖が続く。
中には海面にぽっかりと口をあけた洞窟もあるが、そんな中に入るのはちょっと恐い。
西部警察のテーマが頭に流れていたとしても、恐いものは恐いのだ。
なんとなく、そんな場所に入ってしまうと沈する気がする。
僕はふだんでっぷりとしたボイジャー460Tに乗っているので、まず沈はすることがない。
横幅がけっこうあるし、両サイドにエアをたっぷりと入れるので、それ自体がアウトリガーの役目を果たす。
また、川で沈したとしても沈脱して流されたとしても、浅瀬が多いところを下るのでたいていはなんとかなるはずで、ロールを覚えようとか、セルフレスキューの再乗艇なんてあんまり考えたことがない。
(僕がふだん下っている)川の流れの中だと、ロールも再乗艇もきっと無理なのだ。
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2010年06月13日
積丹シーカヤックツアーwith会社の先輩 02
幌武意を出た我々、シーカヤック初挑戦のM野さんも操船は問題無さそうだ。
ニヤニヤした顔をふりまきつつ、進んでいる。
僕も当然ながら、ニヤニヤしている。
今回僕にはオレンジ色の艇、M野さんには白い艇が割り当てられた。
積丹ブルーの海に浮かぶ僕らの(借りた)シーカヤック。
サファイアの青、エメラルドの緑にぽつんと僕らのカラーが乗っかる。
目指すはマッカ岬。
ここは積丹カヤックスの過去ツアーでも何度か連れてきてもらっている。
ただ、何度訪れてもその峡谷のような姿、その谷間を行く爽快感は他に例えようもない。

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ニヤニヤした顔をふりまきつつ、進んでいる。
僕も当然ながら、ニヤニヤしている。
今回僕にはオレンジ色の艇、M野さんには白い艇が割り当てられた。
積丹ブルーの海に浮かぶ僕らの(借りた)シーカヤック。
サファイアの青、エメラルドの緑にぽつんと僕らのカラーが乗っかる。
目指すはマッカ岬。
ここは積丹カヤックスの過去ツアーでも何度か連れてきてもらっている。
ただ、何度訪れてもその峡谷のような姿、その谷間を行く爽快感は他に例えようもない。

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2010年06月05日
積丹シーカヤックツアーwith会社の先輩 01
ゴールデンウィーク連休の興奮も冷めやらぬ5月15日の話である。
たっぷりと休んでもまだ休み足りない。
遊んでも遊んでも、遊びは尽きることなく僕の周りに存在しているのだ。
この日は、ほぼ一年前からお世話になっている、積丹カヤックスのIwaoさんにまたお世話になる。
去年知った、積丹の青い海が好きで好きでしょうがなくなっているのだ。
僕は数日前にソロ用に荷物をまとめてある。(これ)
当日の早朝、この荷物を背負って、地下鉄で移動を開始した。
降り立った駅に会社の先輩であるM野さんが迎えに現れるという近代的な段取りである。
間もなく彼は、青いシットオントップをルーフに縛りつけたクルマで登場した。
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たっぷりと休んでもまだ休み足りない。
遊んでも遊んでも、遊びは尽きることなく僕の周りに存在しているのだ。
この日は、ほぼ一年前からお世話になっている、積丹カヤックスのIwaoさんにまたお世話になる。
去年知った、積丹の青い海が好きで好きでしょうがなくなっているのだ。
僕は数日前にソロ用に荷物をまとめてある。(これ)
当日の早朝、この荷物を背負って、地下鉄で移動を開始した。
降り立った駅に会社の先輩であるM野さんが迎えに現れるという近代的な段取りである。
間もなく彼は、青いシットオントップをルーフに縛りつけたクルマで登場した。
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2010年06月02日
true men show 04
ボイジャーを輸送船とし、湖岸から焚き木を大量に略奪してきた平岸水軍。
この後は焚き木をカットするわけです。
前回の洞爺湖からお目見えしたニューグッズ『手斧』を使って焚き木をたたき斬るたたき斬る!!
といきたいところですが、手斧っていうのはやはりイメージ通りに、幹に対して垂直に切っていくのがセオリーなのですね。
拾ってきた枝を短くカットする道具としてはけっこう疲れる。
比較的誤った使用方法であることを実感です。

5/3 16:04
この拾ってきた焚き木で、今宵の晩飯はプロデュースされるのです。

5/3 17:04
せこせこと持ってきたコンロに納まるように焚き木を切断。
あぁ、地味な作業。
焚き木を折る作業っていうのは、地味で、疲れて、面倒で。
でも僕はこの作業がとても好きだったりします。
この夜はコンロ兼焚き火台となる超ローコストな『north eagle』のコンロに網をのせて、”きのこごはん”と”鮭のホイル焼き”を頂きました。
うまかった。
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この後は焚き木をカットするわけです。
前回の洞爺湖からお目見えしたニューグッズ『手斧』を使って焚き木をたたき斬るたたき斬る!!
といきたいところですが、手斧っていうのはやはりイメージ通りに、幹に対して垂直に切っていくのがセオリーなのですね。
拾ってきた枝を短くカットする道具としてはけっこう疲れる。
比較的誤った使用方法であることを実感です。

5/3 16:04
この拾ってきた焚き木で、今宵の晩飯はプロデュースされるのです。

5/3 17:04
せこせこと持ってきたコンロに納まるように焚き木を切断。
あぁ、地味な作業。
焚き木を折る作業っていうのは、地味で、疲れて、面倒で。
でも僕はこの作業がとても好きだったりします。
この夜はコンロ兼焚き火台となる超ローコストな『north eagle』のコンロに網をのせて、”きのこごはん”と”鮭のホイル焼き”を頂きました。
うまかった。
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