2008年10月14日
北海道の川を旅する 《十勝川06 1》
2006年07月16日23:56
7月15・16日
かねてから予定していた、初めてのリバーツーリング、川旅。
川下りにキャンプがプラスになるというだけで、雰囲気がガラっと違う。
だいたいにして、アウトドアは好きだけどキャンプはほとんどしたことがない。
テントに泊まったのなんてもう20年近く前じゃないのか?
というぐらい。
テントは去年買ったソロ用のもの、寝袋も去年買ったし。
主要なものふたつはあったが、他の小物が全く無い。
仕事帰りや休みの日に、リストアップした欲しい物を買い溜めていった。
ザック、エアマット、ライト、ジッパー付ビニール袋・・・
前日の14日に、リストの全てのものが揃った。
そしてその深夜、肝心な地図資料の作成をしていた。
googleのサテライトには、なんと都合の良いことに今回下る部分だけは詳細航空写真があるのだ。
これでおよそのコースが読める。
春に買った『リバーツーリング55マップ』。
こちらは主に文章での情報、googleマップサテライトでは航空写真で情報を得る。
便利な世の中に感謝だなぁ。
結局資料を作ってクリアブックに入れ終わったのは、深夜2時を過ぎた頃だった。
先に終わらせていた他の荷物と一緒にしてパッキング完了。
明日は早朝5時出発予定。
大丈夫!?
気になる天気は、直前予報で15日曇、16日も曇。
まぁ… 降らないだけ良しとしよう。
この連休を逃したら他に行く機会がないのだから…
2時間半ぐらいしか寝れないけど、行くぞ!十勝川!!
出発
早朝5時前。
目覚ましが鳴る前に目が覚めた。
(ちなみに言うと僕は毎日、目覚ましが鳴る前に目が覚める老人的体質)
歯を磨き顔を洗い、荷物を車(イプサム:愛称イプーちゃん)に積み込む。
この旅が、イプーちゃんとの最後のロングドライブになるだろう。
「今まで7年間、僕や家族を乗せてくれてありがとう!」
そんな思いも乗せつつ、家族が誰も起きてこないうちに、車を発進させた。
コンビニで朝メシを買う。
クリームパンとお茶を買い、運転しながら腹に収める。
とりあえず目的地は十勝川温泉付近の河原。
そこに車を置いた後にバスに乗って帯広まで出る。
そのバスは便数もとても少なく、路線バスなので時間も決まっている。
遅刻するわけにはいかないのだ。
それにしてもこのどんよりした天気が、なんとなく気乗りしない原因なのだろうか。
奥田民生の『股旅』を聞いてもやはり、“曇”が気にかかっている。
車は樹海ロードと呼ばれるうっとうしい国道を、ひたすら走っていた。
途中超える日勝峠は、日高山脈を横断する峠だ。
ここをようやく越えると、十勝平野が見えた。
雲は山脈で砕かれたのか、青空が見えているではないか!
「イヤッホォーイ!!」
一気にテンションが上がる!
更に峠を下がってくると見えてくる十勝平野は、緑と黄金色でいっぱいだ。
畑作が盛んなこの地は、穀物や野菜の一大産地となっている。
カヌー漕ぎ出し予定地『十勝橋』はそう遠く回り道するわけではない。
十勝川の上流側、その予定地の下見をすべく、車を走らせる。
橋から川が見えた!
常緑の中洲が流れを遮って、川岸は細い流れになっているが漕ぎ出しに問題はないだろう。
水が青い!
でも急がなくては。
目的地まではあと30キロ。
バスの時間まであと1時間半。
出発点下見では下車することなく、ゴール予定地点へ車を走らせた。
7月15・16日
かねてから予定していた、初めてのリバーツーリング、川旅。
川下りにキャンプがプラスになるというだけで、雰囲気がガラっと違う。
だいたいにして、アウトドアは好きだけどキャンプはほとんどしたことがない。
テントに泊まったのなんてもう20年近く前じゃないのか?
というぐらい。
テントは去年買ったソロ用のもの、寝袋も去年買ったし。
主要なものふたつはあったが、他の小物が全く無い。
仕事帰りや休みの日に、リストアップした欲しい物を買い溜めていった。
ザック、エアマット、ライト、ジッパー付ビニール袋・・・
前日の14日に、リストの全てのものが揃った。
そしてその深夜、肝心な地図資料の作成をしていた。
googleのサテライトには、なんと都合の良いことに今回下る部分だけは詳細航空写真があるのだ。
これでおよそのコースが読める。
春に買った『リバーツーリング55マップ』。
こちらは主に文章での情報、googleマップサテライトでは航空写真で情報を得る。
便利な世の中に感謝だなぁ。
結局資料を作ってクリアブックに入れ終わったのは、深夜2時を過ぎた頃だった。
先に終わらせていた他の荷物と一緒にしてパッキング完了。
明日は早朝5時出発予定。
大丈夫!?
気になる天気は、直前予報で15日曇、16日も曇。
まぁ… 降らないだけ良しとしよう。
この連休を逃したら他に行く機会がないのだから…
2時間半ぐらいしか寝れないけど、行くぞ!十勝川!!
出発
早朝5時前。
目覚ましが鳴る前に目が覚めた。
(ちなみに言うと僕は毎日、目覚ましが鳴る前に目が覚める老人的体質)
歯を磨き顔を洗い、荷物を車(イプサム:愛称イプーちゃん)に積み込む。
この旅が、イプーちゃんとの最後のロングドライブになるだろう。
「今まで7年間、僕や家族を乗せてくれてありがとう!」
そんな思いも乗せつつ、家族が誰も起きてこないうちに、車を発進させた。
コンビニで朝メシを買う。
クリームパンとお茶を買い、運転しながら腹に収める。
とりあえず目的地は十勝川温泉付近の河原。
そこに車を置いた後にバスに乗って帯広まで出る。
そのバスは便数もとても少なく、路線バスなので時間も決まっている。
遅刻するわけにはいかないのだ。
それにしてもこのどんよりした天気が、なんとなく気乗りしない原因なのだろうか。
奥田民生の『股旅』を聞いてもやはり、“曇”が気にかかっている。
車は樹海ロードと呼ばれるうっとうしい国道を、ひたすら走っていた。
途中超える日勝峠は、日高山脈を横断する峠だ。
ここをようやく越えると、十勝平野が見えた。
雲は山脈で砕かれたのか、青空が見えているではないか!
「イヤッホォーイ!!」
一気にテンションが上がる!
更に峠を下がってくると見えてくる十勝平野は、緑と黄金色でいっぱいだ。
畑作が盛んなこの地は、穀物や野菜の一大産地となっている。
カヌー漕ぎ出し予定地『十勝橋』はそう遠く回り道するわけではない。
十勝川の上流側、その予定地の下見をすべく、車を走らせる。
橋から川が見えた!
常緑の中洲が流れを遮って、川岸は細い流れになっているが漕ぎ出しに問題はないだろう。
水が青い!
でも急がなくては。
目的地まではあと30キロ。
バスの時間まであと1時間半。
出発点下見では下車することなく、ゴール予定地点へ車を走らせた。
2008年10月14日
北海道の川を旅する 《十勝川06 序》
2006年07月10日23:55
はじめに
昨年、たかが札幌市内の2級河川(かどうかは知らない)の豊平川、しかもそのトロトロ下流域だけを下った『北海道の川を旅する・豊平川』は一部の熱狂的な方々に支えられて、(日記としては)超・長編紀行文として好評を頂きました。のか?
2006年は、ビバーク付き川下りを2本用意しています。
その2本のうちのひとつが十勝川。
初めてのビバーク。
初めての本格的水流。
少し緊張するとともに、恐怖を感じています。
しかし、冒険とは机の上で考えている時が最も恐ろしく危険で、実際に行っている時には夢中になるあまり感覚が麻痺する、と野田先生もおっしゃっています。
きっと僕もそうだと、いや実際前回はそうだったし、今年も2本の川下りを楽しんで冒険して来ます。
しかしながら、予定の日は今のところ曇りのち雨の予報。
行けるのやらどうやら。。。
しかし、準備は着々と整いつつあります。
きっと思い切り楽しめるはずだ。
ひとり、だけど…
はじめに
昨年、たかが札幌市内の2級河川(かどうかは知らない)の豊平川、しかもそのトロトロ下流域だけを下った『北海道の川を旅する・豊平川』は一部の熱狂的な方々に支えられて、(日記としては)超・長編紀行文として好評を頂きました。のか?
2006年は、ビバーク付き川下りを2本用意しています。
その2本のうちのひとつが十勝川。
初めてのビバーク。
初めての本格的水流。
少し緊張するとともに、恐怖を感じています。
しかし、冒険とは机の上で考えている時が最も恐ろしく危険で、実際に行っている時には夢中になるあまり感覚が麻痺する、と野田先生もおっしゃっています。
きっと僕もそうだと、いや実際前回はそうだったし、今年も2本の川下りを楽しんで冒険して来ます。
しかしながら、予定の日は今のところ曇りのち雨の予報。
行けるのやらどうやら。。。
しかし、準備は着々と整いつつあります。
きっと思い切り楽しめるはずだ。
ひとり、だけど…