2008年12月08日
北海道の川を旅する《十勝川リベンジ 1》
2007年の単独行
毎年、カヌーの単独行(と言っちゃうとかっこよすぎるから、もっとくだけた言い方をすると、一人で川をウロチョロ下りながら、適当な場所でキャンプして寝るということ)をしていこうと決め去年からスタートして今年はまだ2回目。
6月に歴舟川に行こうと思ってたのがいろいろあって後志利別川に行き先が変更になり、二人連れになり。
7月中の連休に「よしゃ行け!」と思ってたら左手首を傷めるわ腰痛が来るわで流れてしまった。
8月はお盆月間ということで、川に入ったら何やらオソロシイものに足をひっぱられたりするワケで(川好きなのにナンセンスかな?)、お盆前後は水遊びを控える。
8月25日・26日。
そこを逃したらあとの休みはキャンプとか別な用事で埋まっていたため、ここで単独行に行くしかなかった。
と、感付いたら、決断は早い。
さっそくプランを練った。
毎年、カヌーの単独行(と言っちゃうとかっこよすぎるから、もっとくだけた言い方をすると、一人で川をウロチョロ下りながら、適当な場所でキャンプして寝るということ)をしていこうと決め去年からスタートして今年はまだ2回目。
6月に歴舟川に行こうと思ってたのがいろいろあって後志利別川に行き先が変更になり、二人連れになり。
7月中の連休に「よしゃ行け!」と思ってたら左手首を傷めるわ腰痛が来るわで流れてしまった。
8月はお盆月間ということで、川に入ったら何やらオソロシイものに足をひっぱられたりするワケで(川好きなのにナンセンスかな?)、お盆前後は水遊びを控える。
8月25日・26日。
そこを逃したらあとの休みはキャンプとか別な用事で埋まっていたため、ここで単独行に行くしかなかった。
と、感付いたら、決断は早い。
さっそくプランを練った。
夏の真っ盛り。
北海道では梅雨がないために、夏はどこの川も渇水になる。
が、たったひとつ(じゃないかもしれないけど)、満足な水量をたたえる川がある。
以前、その過程で僕に試練を与え続けた川、『十勝川』だ。
去年の日記にも書いたけど、前回の川下りは正直楽しくはなかった。
今回こそ、優れた財力(自嘲気味)で揃えたグッズがある、2重3重のトラブルにも対応できる術がある。
十勝川に対する自分の意識に対してリベンジしようじゃないか、と決めた。
そう、『十勝川にリベンジする』んじゃないんだ、『十勝川を楽しめなかった自分の技術とキモチにリベンジする』んだ。
きっとできる。
十勝川を大好きになって帰って来よう。
自然にもまれて、ドロドロになってこよう。
かなり、M。。
『もっと楽すればいいものを…』と言われるところに対して、わざわざ苦労する(たいてい肉体的な)ことで喜びを得る、自虐・攻撃的な変態なのである。
というワケで今回、大変便利な車の利用をパスした。
十勝川一泊二日!
カヌー積んだカート押してザックしょって!
電車で行って帰ってきたる!
ちうワケで
8月25日の早朝、長靴をはいた僕は持てる限りの荷物を持って、自宅マンションのエレベーターの↓ボタンを押した。
玄関ではうちの大奥様が見送る。
エレベーターのカゴに乗り込み、大奥様が見えなくなる。
この瞬間、僕はよせばいいのに相当な苦労を伴う旅に出たのだ。
ウチから最寄り駅である、地下鉄平岸駅までは通常徒歩4分。
だが、カヌーを仕舞いこんだバッグを載せたちいさなカートは30キロ近い荷。
千鳥足のようにヨタヨタと歩き、20キロ近いキャンプ道具を詰め込んだザックは僕の肩にギリギリと食い込む。
しんどい。
アホみたいにしんどい。
10分以上かかって、平岸駅についた。
汗がふき出す。
五島の友人から「じじくせぇ(笑)」と指摘された雷神をあしらったモンベルのTシャツはすでにびっしょりだ。
車内は土曜日だから通勤の人もいる。
「ごめんなさいね、これから仕事だろうに、こっちはこんな汗だくになってアホみたいな荷物抱えてうっすら笑ってて。」
大変だけど、これでいーんです!
体が拒絶するその日まで、こういう旅を続けてやろうではないの。
地下鉄は札幌駅に着き、僕は乗り換えのためJR札幌駅、切符売り場を目指した。
札幌~帯広の往復切符を買って、改札を通る。
特急『スーパーとかち』に乗り込む。
膨大な荷物を荷物置き場に放り込む。
相変わらず汗だくである。
地下鉄から、高架の電車ホームまで、どんだけ上がってきてるんだ…
体力を使うもの全てがうらめしい。
電車は、帯広に向けて走り出す。
僕が降りるのは、十勝清水だけど。
さ、札幌よ。僕は行ってくるぞ。

北海道では梅雨がないために、夏はどこの川も渇水になる。
が、たったひとつ(じゃないかもしれないけど)、満足な水量をたたえる川がある。
以前、その過程で僕に試練を与え続けた川、『十勝川』だ。
去年の日記にも書いたけど、前回の川下りは正直楽しくはなかった。
今回こそ、優れた財力(自嘲気味)で揃えたグッズがある、2重3重のトラブルにも対応できる術がある。
十勝川に対する自分の意識に対してリベンジしようじゃないか、と決めた。
そう、『十勝川にリベンジする』んじゃないんだ、『十勝川を楽しめなかった自分の技術とキモチにリベンジする』んだ。
きっとできる。
十勝川を大好きになって帰って来よう。
自然にもまれて、ドロドロになってこよう。
かなり、M。。
『もっと楽すればいいものを…』と言われるところに対して、わざわざ苦労する(たいてい肉体的な)ことで喜びを得る、自虐・攻撃的な変態なのである。
というワケで今回、大変便利な車の利用をパスした。
十勝川一泊二日!
カヌー積んだカート押してザックしょって!
電車で行って帰ってきたる!
ちうワケで
8月25日の早朝、長靴をはいた僕は持てる限りの荷物を持って、自宅マンションのエレベーターの↓ボタンを押した。
玄関ではうちの大奥様が見送る。
エレベーターのカゴに乗り込み、大奥様が見えなくなる。
この瞬間、僕はよせばいいのに相当な苦労を伴う旅に出たのだ。
ウチから最寄り駅である、地下鉄平岸駅までは通常徒歩4分。
だが、カヌーを仕舞いこんだバッグを載せたちいさなカートは30キロ近い荷。
千鳥足のようにヨタヨタと歩き、20キロ近いキャンプ道具を詰め込んだザックは僕の肩にギリギリと食い込む。
しんどい。
アホみたいにしんどい。
10分以上かかって、平岸駅についた。
汗がふき出す。
五島の友人から「じじくせぇ(笑)」と指摘された雷神をあしらったモンベルのTシャツはすでにびっしょりだ。
車内は土曜日だから通勤の人もいる。
「ごめんなさいね、これから仕事だろうに、こっちはこんな汗だくになってアホみたいな荷物抱えてうっすら笑ってて。」
大変だけど、これでいーんです!
体が拒絶するその日まで、こういう旅を続けてやろうではないの。
地下鉄は札幌駅に着き、僕は乗り換えのためJR札幌駅、切符売り場を目指した。
札幌~帯広の往復切符を買って、改札を通る。
特急『スーパーとかち』に乗り込む。
膨大な荷物を荷物置き場に放り込む。
相変わらず汗だくである。
地下鉄から、高架の電車ホームまで、どんだけ上がってきてるんだ…
体力を使うもの全てがうらめしい。
電車は、帯広に向けて走り出す。
僕が降りるのは、十勝清水だけど。
さ、札幌よ。僕は行ってくるぞ。
北海道の川を旅する《十勝川リベンジ 7/E》
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Posted by 餅 at 22:21│Comments(2)
│0708十勝川
この記事へのコメント
夏の思い出ですね☆
Posted by ラフティングGOGO! at 2008年12月09日 00:07
はいー、ラフティングGOGOさん。
この暑かった日の記録を書いているこの部屋は、気温11度ですが…
この暑かった日の記録を書いているこの部屋は、気温11度ですが…
Posted by 餅
at 2008年12月25日 00:02
