2010年09月29日
北海道の川を旅する《2010年の十勝川 2》
しかし濁り水は恐い。
水面下がどんな状態であるのかわからない。
これから先、水面の変化だけで下の状況を読まなければならないのだ。
のんびりツーリングとは、とてもじゃないがならないのである。
川の防災情報で確認した情報ではそんなに水位は高くないはずであったが、まだ増水は収まりきっていないようだ。
水辺に生えた雑草の根本はどっぷりと川水に浸かっており、本来あるはずの岸が見えない。
だが水の量は少し多いようでも、流れ自体は増水して渦を巻いているような凶悪さはない。
ただ、豪雨による激流に運ばれたのであろう、水面には太い幹の木があちこちに散らばり存在している。
それらの流木には、まだ青々とした葉が茂っていた。
更にこれらの流木には、これもまた流されてきたのであろう枝がわんさか張り付いており、ビーバーダム状の塊を形作っている。
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水面下がどんな状態であるのかわからない。
これから先、水面の変化だけで下の状況を読まなければならないのだ。
のんびりツーリングとは、とてもじゃないがならないのである。
川の防災情報で確認した情報ではそんなに水位は高くないはずであったが、まだ増水は収まりきっていないようだ。
水辺に生えた雑草の根本はどっぷりと川水に浸かっており、本来あるはずの岸が見えない。
だが水の量は少し多いようでも、流れ自体は増水して渦を巻いているような凶悪さはない。
ただ、豪雨による激流に運ばれたのであろう、水面には太い幹の木があちこちに散らばり存在している。
それらの流木には、まだ青々とした葉が茂っていた。
更にこれらの流木には、これもまた流されてきたのであろう枝がわんさか張り付いており、ビーバーダム状の塊を形作っている。
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