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Posted by naturum at

2010年09月24日

2泊3日積丹滞在記 3

翌朝。
KOTS最高…と思いつつ外に出ると、すでに積丹カヤックスキャンプツアーチームは旅立った後であった。
なんだかとても淋しくなったが、M野氏はキッチリご挨拶をし、彼らを見送ったとの事。
だいたいが、8時近くまで寝ていたらダメなんである。
KOTS、失態である。だって。。

もったいないんだ。
早起きするのは…
「あと少しだけ」を実践できるソロテント泊は、僕にとって最高級の幸せなんだ。

Iwaoさんは、天候の悪化・海のシケをいち早く察知して早めに引き上げていったらしい。
そしてKOTSを華々しくデビューさせた僕を、そっとしておいてくれたのだ。

雨が降りそうになったり、晴れ間が出たりしている。
僕がまだぐっすりと眠り込んでいる時、M野氏は釣りに出かけていたらしい。
そしてメバルを何匹か上げて帰ってきていた。
このメバルちゃんを焚き火で焼き、炊きたてのごはんに身を入れてかきまぜ、塩で味を調えた。

 

『メバルごはん』

ものすごいウマさであった。

たまに晴れ間が出て気温が上がる。
晴れたら海がキレイに見えるし、気温が高ければ海にもぐりたくなる。
水中撮影のためにシュノーケリングを開始。
今回はじめて、何の種類なのかはサッパリわからないけど、魚チャンの撮影に成功した。

  

  


時間が経つにつれ、空から晴れ間はなくなり、雨の降りは強く長くなってくる。

こうなるとタープの中で滞在するしかない。
しかしながら強風でまた何度かタープが倒壊した。

 「くそう、ソリステ欲しい!!」

雨と風の中、何度かタープを設営しなおす。
ペグの上にデカい石を置き、なんとか落着いた。
それにしても、ヒマである。
ヒマな時の定番は、読書だ。

つまり、エロ本だ。

しかし、夜中に降った雨の影響で、エロ本はしっとりとしていた。
雨水に濡れて、ページとページがひっついたエロ本はむなしい。
小学生の頃、外で遊んでいて落ちているエロ本を発見して、公園の目立たないところに持っていき、悪友達とさぁ見ようじゃありませんかと胸を期待に膨らませ、いざページをめくろうとするとページ同士がひっついていてめくれなく、無理矢理めくると肝心な部分だけがひっついたままはがれずに破れる的な悲しさを思い出す。
しかし我々は、年齢とともに高度なページをめくる技術を身につけてきた立派な大人である。
よりひっつきやすいグラビアページを、慎重にめくっていく。

 「お、この子かわいいな!」

 「俺はこっちの子の方が好きだな」

 「この太ももたまんねぇ!!」

 「俺はワキの下に萌えるんスよ!!」

 「いや、ちょっと待って下さいよ?
  このエロ本…乳首出てる写真ほとんどナイッすよ!?」

 「見えそうで見えない方がいいんだよ」

 「いやぁ、せっかくカネ出して買ったのに、出してねぇなんて…
  団地妻ナントカとか、塾女アータラとかいう方が良かったかなぁ」

(プライバシーの保護のため、誰が何を言ったのかは伏せております)

雨のそぼ降る積丹は某無人の浜。
ふたりの中年男は、ちいさなタープの下で身を寄せ合い、エロ本を懸命に読んでいたのであった。

  


Posted by 餅 at 06:30Comments(0)1007積丹キャンプ

2010年09月24日

HUG

僕のことを『遊びの神様』とあがめてくれるヘンな友達がいますが…

こんな僕だって、たまには、ホント、たまーには家族で過ごすこともあるんですから。
9/24を休めば天下の4連休。
そこに代休をもってきたぞ!
さて、どこに行こう!?

去年その美しさに感激した歴舟!?
こないだ下見に行った鵡川!?
でも鵡川は浅すぎたな、やっぱ歴舟かな!!

なんて思っていたけど、代休をとった9/24に結局ちょっとは仕事しなくちゃならなくなり。。
4連休は泡と消えました。

従って、秋分の日は家族で…という消極的な理由でしたけどね。

家族3人でそれぞれチャリに乗って、狸小路まで行ってきました。

我が家から狸小路まで、途中にススキノを通ります。
昼間にのぞくススキノは、閑散としてます。

 

最近妙にお気に入りの狸小路商店街、アーケードです。
おいしい店、気になる店がたくさん。

 

今日の目的は西5丁目の『HUG』です。
北海道産の食材をスーパーマーケット風に販売しているお店で、中にはちょっとしたフードコートもあって、前から行ってみたかったところ。

 

ちょうど昼時だったので、そのフードコートで昼飯を食べてきました。

  

牡蠣づくし定食。

 

やたらピースがデカく写ってるうちの子ノエ。

 

毎月8日と9日は、”ハグの日”として19時までにオーダーするビールは100円なんだって!
うぉ、毎月行きてぇ。。


こういうお店はとても好感が持てます。
地産地消で地元を元気にしたいという、明確な目的があり、それが的確な方向性だと僕も思います。
販売されているのは野菜が多く、それもまたそんなに高くない。
いや、むしろ安いものが多い。
輸入モノを安く並べているスーパーと、そんなに価格が変わらない…
日本の農作物はコストがどうしても高くつくから、同じ価格にしようとしたら流通の各段階で大変な苦労と努力があるんだろうな。
ちゃんとしたものを、競争力のある価格で販売するという。
頭が下がります。


帰りは僕のお気に入りの幌平橋からパチリ。
少し寒かったけど、快適なサイクリングになりました。

   


Posted by 餅 at 02:32Comments(0)雑記帳

2010年09月24日

2泊3日積丹滞在記 2

我々と積丹カヤックスのキャンプツアーメンバーの計5名が、この無人の浜に一夜限りの同居をすることになった。
『無人の良さ』はあるとしても、同じようにカヌー/カヤックが好きで気軽に話せる方々が一緒なら、それはとてもウレシイ事なのである。
お互いの焚火を囲んでそれぞれ夕食を済ませ、沖合いには漁火が灯る中、まったりしていた。

 

ふとIwaoさんの声が響いた。

 「三浦さーん、サックスお願いします!」

は、はい!?(’o‘;)
あくまでも自己満足的用途である僕のサックス。
そして自己満足など到底出来ないレベルの技術。
でも吹きたかったからいいか、なんとかなるべーと思い、

 「はい!わかりました!/(^∇^)」

と返答。
すぐさまM野氏と”何をやるか?”打ち合わせる。
僕らはサックスとボーカルで、誰もいない場所でわめき散らすのが大好きである。
何曲かある程度準備はできているのだが、最後まで演奏しきれた試しがない。
どれも完成度は30%程度なのである。

前回譜面が無くてどうしようもなくメロメロになってしまったので、今回は楽譜を持ってきていた。

 これならなんとかなるかな…

しかし、人前で吹くという事は、緊張するもんである。

 「ナントカっていう曲、やります!」

で、失敗して、

 「じゃ次これやります!!」

でまた失敗。
仕方がないので、M野氏とのデュオで僕も歌声を披露させて頂く。

闇夜に響く僕らのハモ声。
普段はススキノのスナックに響いている声である。
しかしこれが大いにウケ、絶賛を頂く。

 あ、ありがとうございます!!A(^∇^;

そして、ツアーのお客さん達が僕らにつけてくれたあだ名は、

 伝 説 の カ ヤ ッ カ ー

畏れ多くも、『伝説』である。
辰野さんや内田さんと肩を並べたのである。

僕らがやっていたことと言えば…

・ムード歌謡を歌いながら浮き輪で浮いていた
・シットオンの上で昼寝していた
・設営したタープが風で倒壊した
・楽器ライブは大失敗であった
・歌は、けっこうウマかった

確かに、『伝説』かもしれない。
我々、この言葉を誇りに生きていきます。

 ありがとうございます!!m(_~_)m

その後おつまみ交換を行いながらしばし談笑。
夜もふけて来て、小雨も降ってきて、積丹カヤックスキャンプツアーチームとM野氏は就寝。
やはり僕は毎回、とにかく一番遅寝である。

もったいないんだ。
寝てしまうのが…
身の回りの空気が絶えず動いているという事は、僕にとって最高級の幸せなんだ。

後片付けを終わらせ、タープの中で焼酎のお湯割りを飲む。
僕にも眠気がやってきた。
そろそろ寝るか…

歯磨きと顔洗いを終え、ソロテントに入る。
今回から導入した”腰が痛い人におすすめの床形状作成システム(KOTS)”が快適である。

 KOTS

これはテント設営時の超高等システムである。
テント設営場所を決めたら、寝そべった時に腰のあたる位置を特定する。
ケツの上あたりから腰の部分がフィットするような浅い穴を懸命に掘る。
その上に慎重にテントの組立てを行う。
ここで何度かテントの中に入ってゴロリと寝転び、その穴具合を確認することがより快適な睡眠を誘導する上で重要である。
間もなく深い眠りに落ちた。

ものすごくよく寝た。
最高に寝心地が良かったのである。  


Posted by 餅 at 01:30Comments(0)1007積丹キャンプ
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