2012年09月07日
四国の川を旅する《四万十川 06》
ぼちぼち進めないと忘れてしまいますね…
一日目の川行
川は優しいスピードで流れ続けた。
やはりカヌーツーリングとはこういうのんびり系でなくてはなるまい。
たまに現れる瀬もまた、それはそれで楽しいのだが。
艇の上で飲むビールを、僕は大切にしたい。
瀬は、ビールをこぼすのである。
網代を越えると、川の蛇行もいったんゆるくなる。
直線部はビールを飲むのに最適だ。
流れる景色は、漕力によるものではない。
方向修正のためにたまにパドルを川面に入れる程度だ。
ゆったりと四万十は流れた。
前日、長生の沈下橋、半家の沈下橋などを見てきたが、川から眺める沈下橋は次が初めてだ。
岩間の沈下橋が見え始めていた。

すでに沈下橋とは数本対面しているとは言え、川からの対面は初めてである。
なんか、いいな。^^

川下り最初の沈下橋を、休憩ポイントに定めた。
右岸下流側には岩間キャンプ場もあるはずだ。
四万十の流れの中に点在するキャンプ場を確認するのもまた、ひとつの趣である。

上陸。
札幌からやってきた僕とボイジャーの初休憩スポットだ。
そう思うと、この四万十ではありふれたこのショットも絵になるではないか。
体を締め付けていたPFDを脱ぎ、トレードマークとなった”かまわぬ”の日本手ぬぐいを頭から取り去り、タバコに火をつけて煙を吐いた。
高知め…
四万十め…
好きだぜ。。
一日目の川行
川は優しいスピードで流れ続けた。
やはりカヌーツーリングとはこういうのんびり系でなくてはなるまい。
たまに現れる瀬もまた、それはそれで楽しいのだが。
艇の上で飲むビールを、僕は大切にしたい。
瀬は、ビールをこぼすのである。
網代を越えると、川の蛇行もいったんゆるくなる。
直線部はビールを飲むのに最適だ。
流れる景色は、漕力によるものではない。
方向修正のためにたまにパドルを川面に入れる程度だ。
ゆったりと四万十は流れた。
前日、長生の沈下橋、半家の沈下橋などを見てきたが、川から眺める沈下橋は次が初めてだ。
岩間の沈下橋が見え始めていた。
すでに沈下橋とは数本対面しているとは言え、川からの対面は初めてである。
なんか、いいな。^^
川下り最初の沈下橋を、休憩ポイントに定めた。
右岸下流側には岩間キャンプ場もあるはずだ。
四万十の流れの中に点在するキャンプ場を確認するのもまた、ひとつの趣である。
上陸。
札幌からやってきた僕とボイジャーの初休憩スポットだ。
そう思うと、この四万十ではありふれたこのショットも絵になるではないか。
体を締め付けていたPFDを脱ぎ、トレードマークとなった”かまわぬ”の日本手ぬぐいを頭から取り去り、タバコに火をつけて煙を吐いた。
高知め…
四万十め…
好きだぜ。。
沈下橋に思う
「冷たい泉に素足を浸して~♪」
princessprincessの名曲『ダイアモンド』の一節である。

まさにダイアモンドに素足を浸す瞬間だ。
実はパドリングブーツで締め付けられてムレていた足を解放したかっただけである。
しかし、気持ちいい。
ぼうっと対岸を見渡すと、展望台のようなところに誰かがベンチに座って休んでいたりする。
まさに四万十川は、『生活の川』だ。
彼らにとっては日常的な風景も、北海道からやってきたパドラーには特別なワンシーンだ。

この欄干の無い橋を、車が、自転車が、子供たちが通り抜ける。
僕も歩いて行ってみたが、慣れない身には少し怖い。
もう少し暑ければ飛び込みたいところだったが。
水温は、いかに高知と言えど、ウェットを着ていると言えど、それを許すような温度では無い。
すでに、もう一度四万十を訪れるべき理由を作り上げている自分がいた。
飛び込んで泳ぐ。
この笹濁りのタイミングでは無く、清流の四万十でそれをやりたい。
ぼやっと30分ほど休憩してしまった。
さて、出発。
装備品を再び装着する。
記念写真はセルフタイマーで。

今夜の宿にした四万十川ユースホステルまでは、もうそれほど距離も無かった。
心地よい流れに乗りながら、近代的な芽生大橋を過ぎる。

四万十にはちょっと似合わないかな。

ほどなく四万十川ユースホステルに到着する…予定が、ユースの場所がよくわからない。
ゆったりとした川の流れを利用して、川の上から電話をかけた。
目印を教えてもらい、ユースホステル近くの河原に上陸した。
フネを川から引っ張り上げると、その重量が旅の重みを痛感させる。
「これがこの旅の命だ…」
なんて思いながら引き揚げる。
防水パックでちまちま備品を仕舞うのが面倒で、バッグ自体をでかいビニールの布団袋に入れて、破れを防止するためにさらにそれを土嚢袋に入れてスターンにしまい、水から防御する。
これがまた機能するのだ。
しかし、重い。。
だが、今宵のぜいたくなメシ、布団に期待して足取りは軽かった。
「冷たい泉に素足を浸して~♪」
princessprincessの名曲『ダイアモンド』の一節である。
まさにダイアモンドに素足を浸す瞬間だ。
実はパドリングブーツで締め付けられてムレていた足を解放したかっただけである。
しかし、気持ちいい。
ぼうっと対岸を見渡すと、展望台のようなところに誰かがベンチに座って休んでいたりする。
まさに四万十川は、『生活の川』だ。
彼らにとっては日常的な風景も、北海道からやってきたパドラーには特別なワンシーンだ。
この欄干の無い橋を、車が、自転車が、子供たちが通り抜ける。
僕も歩いて行ってみたが、慣れない身には少し怖い。
もう少し暑ければ飛び込みたいところだったが。
水温は、いかに高知と言えど、ウェットを着ていると言えど、それを許すような温度では無い。
すでに、もう一度四万十を訪れるべき理由を作り上げている自分がいた。
飛び込んで泳ぐ。
この笹濁りのタイミングでは無く、清流の四万十でそれをやりたい。
ぼやっと30分ほど休憩してしまった。
さて、出発。
装備品を再び装着する。
記念写真はセルフタイマーで。
今夜の宿にした四万十川ユースホステルまでは、もうそれほど距離も無かった。
心地よい流れに乗りながら、近代的な芽生大橋を過ぎる。
四万十にはちょっと似合わないかな。
ほどなく四万十川ユースホステルに到着する…予定が、ユースの場所がよくわからない。
ゆったりとした川の流れを利用して、川の上から電話をかけた。
目印を教えてもらい、ユースホステル近くの河原に上陸した。
フネを川から引っ張り上げると、その重量が旅の重みを痛感させる。
「これがこの旅の命だ…」
なんて思いながら引き揚げる。
防水パックでちまちま備品を仕舞うのが面倒で、バッグ自体をでかいビニールの布団袋に入れて、破れを防止するためにさらにそれを土嚢袋に入れてスターンにしまい、水から防御する。
これがまた機能するのだ。
しかし、重い。。
だが、今宵のぜいたくなメシ、布団に期待して足取りは軽かった。
四国の川を旅する《四万十川 14/E》
四国の川を旅する《四万十川 13》
四国の川を旅する《四万十川 12》
四国の川を旅する《四万十川 11》
四国の川を旅する《四万十川 10》
四国の川を旅する《四万十川 09》
四国の川を旅する《四万十川 13》
四国の川を旅する《四万十川 12》
四国の川を旅する《四万十川 11》
四国の川を旅する《四万十川 10》
四国の川を旅する《四万十川 09》
Posted by 餅 at 23:47│Comments(6)
│1204四万十川
この記事へのコメント
いいよ、いいよ!
最高だ。
しかし…、なんで野宿じゃない…。
川原で焚き火しながら野宿!
また行かないと!
最高だ。
しかし…、なんで野宿じゃない…。
川原で焚き火しながら野宿!
また行かないと!
Posted by た〜さん at 2012年09月07日 23:52
たーさん、コメントはやっ!笑
いつもありがとうございます。^^
だってね、四万十の河原のキャンプ場(とは名ばかり)、写真のようなゴロタ石の床で、とてもじゃないけど寝れるような環境じゃなかった。
クソめんどくさい分厚いエアマットを用意していかなきゃ寝れなかったですよ。
だから、ごめんなさい。
野宿じゃ、ないんです。^^;
野宿は、北海道でやります。笑
いつもありがとうございます。^^
だってね、四万十の河原のキャンプ場(とは名ばかり)、写真のようなゴロタ石の床で、とてもじゃないけど寝れるような環境じゃなかった。
クソめんどくさい分厚いエアマットを用意していかなきゃ寝れなかったですよ。
だから、ごめんなさい。
野宿じゃ、ないんです。^^;
野宿は、北海道でやります。笑
Posted by 餅
at 2012年09月07日 23:58

甘ーい!甘すぎ!
ブラックなのに砂糖だシロップだミルクだ!ってくらい甘ーい!
己を鍛えるんです!
痛い…、けど…気持ち良い〜ってね。
心頭滅却すれば火も又涼し!
はい、熱中すればすべての煩悩は去ります!
集中力です!
喝!
ブラックなのに砂糖だシロップだミルクだ!ってくらい甘ーい!
己を鍛えるんです!
痛い…、けど…気持ち良い〜ってね。
心頭滅却すれば火も又涼し!
はい、熱中すればすべての煩悩は去ります!
集中力です!
喝!
Posted by た〜さん at 2012年09月08日 01:37
痛い!
けど…
気持ちいい…
やだよー!笑
けど…
気持ちいい…
やだよー!笑
Posted by 餅 at 2012年09月11日 01:22
進まないな…。
四万十川の魅力が…。
た〜さんも待ってるのに…
四万十川の魅力が…。
た〜さんも待ってるのに…
Posted by 四万十川推進委員会 at 2012年10月09日 23:32
ハッ!(◎_◎;)
委員会殿…
今夜、サーバが重くなければ、上げますので…
誠に申し訳ありません!
委員会殿…
今夜、サーバが重くなければ、上げますので…
誠に申し訳ありません!
Posted by 餅 at 2012年10月15日 18:59