2010年01月24日
シルバー×ブルー 4
マッカ岬でグランドキャニオン気分を味わった(?僕だけ?)我々は、次なるポイント『女郎子岩』を目指す。
腰痛のため、かなり体勢が歪になってきた僕をたいちょおとIwaoさんのお二人が心配してくれる。
I 「行けそうですか?」
餅「大丈夫です!!!!!」
行かんでなるものか!
腕のエクササイズにもなり、名物岩を間近に見れる機会でもあるのだ。
ゴール予定地までは約7kmぐらいとの事。
後傾姿勢であれば腰はもつ。
7kmぐらいなら腕だってたいしたことないはずだ。
初体験の一人艇シーカヤックは、ちょっと不安定(力量不足です…)で若干コワイが、このキラキラした海を飛び跳ねるイワシ(多分)が誘っている。
レッツゴー女郎子岩である。
積丹の観光案内パンフレットなどには必ずと言っていいほど掲載されているこのスポット。
海抜0mから見上げると、圧巻の景色だ。
腰痛のため、かなり体勢が歪になってきた僕をたいちょおとIwaoさんのお二人が心配してくれる。
I 「行けそうですか?」
餅「大丈夫です!!!!!」
行かんでなるものか!
腕のエクササイズにもなり、名物岩を間近に見れる機会でもあるのだ。
ゴール予定地までは約7kmぐらいとの事。
後傾姿勢であれば腰はもつ。
7kmぐらいなら腕だってたいしたことないはずだ。
初体験の一人艇シーカヤックは、ちょっと不安定(力量不足です…)で若干コワイが、このキラキラした海を飛び跳ねるイワシ(多分)が誘っている。
レッツゴー女郎子岩である。
積丹の観光案内パンフレットなどには必ずと言っていいほど掲載されているこのスポット。
海抜0mから見上げると、圧巻の景色だ。
女郎とは、この付近の遊歩道である『シララの小道』にも名を貸している、女郎子岩伝説のヒロイン"シララ"の事である。
このシララが子を抱いている姿を彷彿させるようで、この岩の名前がついたらしい。
しかし近寄ってみると、たいちょお曰く
「good job ! に見えるね!」
との言葉に思わず頷く。

少しの休憩の後、再び透明度が非常に高く美しい海へ。
相変わらず少しのうねりがあり、僕はおそるおそるの漕行となる。
しかし、さきほどの上陸時にラダーを上げたのが幸いしてか、ナカナカ調子が良い。
鼻歌を歌いながら奇岩の連続の積丹岬を行く。
随所に現れる細い水路も、このコースの大いなる魅力であろう。
これは手漕ぎのちいさなフネでしか漕ぎ入れられない場所、なんとなく優越感。

この日は9月も末に差し掛かる北海道とは思えない気温、そして太陽が絶えず顔を出している。
とにかく爽快なツアーである。
女郎子岩を出てしばらく漕いだ。
そろそろ腹の減る時間だ。
これまた観光名所である島武意海岸に上陸する。

海と岩と空、コントラストが素晴らしく美しい。
そんな中、このツアーお楽しみのランチタイム。
Iwaoさんの作ってくれるこのランチがまた特別うまい!
思わずビールが飲みたくなるこのメニューであるが、酒類の備えは無いのだ。
自販機がそこにあれば、確実に3本は買ってるところだろう。
このランチの詳細は秘密。
体験したければこのツアーを申し込むべきなのだ。
このランチも大いなる魅力であることは間違いない。
お茶を飲みながらしばらく歓談。
観光名所なので、ときどき浜まで降りてきては散歩する方が通り過ぎていく。
ふと何かをかじっているオバサンが。
打ちあげられて乾燥したコンブだ。
僕達も、適当にそれを探して口に入れる。
また、ビックリするような味のする野草も自生している。
なぜビックリするかも秘密である。
あるモノの味にそっくりなのだ。
このツアーの後日、某浜辺を散歩した僕は、その海岸にも同じ草を見つけてムシャムシャと食べたが、うまい。
草単品でこれだけうまいものは、なかなか無いのではないか。
島武意海岸では少し遊んだ。
たいちょおが海に飛び込む。
僕も海面にプカプカと浮かび、海と同化した。

まったく…
水遊びをしていると、子供の頃に帰って遊ぶことができる。
子供の頃の遊びは、大人になってからやっても楽しいのだ。
大人の財力と体力で真剣に遊ぶから、尚更楽しいのだ。

そろそろツアーも終盤である。
もう2kmも漕げば、ゴールである入舸に到着だ。
なんだか名残惜しい。
楽しい仲間、美しい海、うまいメシ。
あと酒があれば何も言うことは無いが、この後は札幌までの運転が控えているので飲酒は控えめに…いや、飲んだらダメなのである。かなし。

ゴールにはIwaoさんの奥様が迎えに出てきてくれていた。
この旅を提供してくれた積丹カヤックスのIwaoさんご夫妻に感謝!!
陸に上がった後、たいちょおと海水に濡れた体を『岬の湯積丹』で洗い流した。
ここの露天風呂からの眺めもまたいい。
夕暮れ時なら、水平線に沈む夕日を見ながらの風呂を楽しめる。のかな?
高台にあるこの露天風呂から海を眺め、この二日間を振り返り「あれこれつながって、こんな遊び方ができちゃったんだな…」と感慨にひたる。
水平線がなんとなく淋しくて、胸がつまる思いがした。
初対面なのに、愛だの恋だの語りあったり、今までのお互いの旅の話、音楽に触れ、大いに笑い、青い海で共に遊ぶ…
こんな事はなかなかないよ。
風呂上りに
「さっせぇん、生ビールいっちゃっていっすか!?」
とニッコニコしながら、それでいて申し訳なさそうだったたいちょおには、かなり羨ましさがにじんだけれども。
たいちょおは、このまま積丹でIwaoさん宅におじゃまするとの事で、帰り道は一人のドライブになる。
別れ際、しっかりとハグし合い、再会を誓った。
札幌へ向かって、積丹カヤックスを出発した僕に、ヘンな現象が起きた。
道路が、風景が、かすんでよく見えなかったんだ…
2009年のシルバーウィークは、この積丹ブルーで幕を閉じた。
たいちょお、ありがとう!
次回はノダトモキャンプだぁね!!
■すぺしゃるさんくす!(たいちょお)
・カヌーで日本を遊ぼう!
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/kayak/jp.htm
・カヤックしに海外に出かけよう!
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/kayak/menu.htm
■すぺしゃるさんくす2!(Iwaoさん)
・積丹カヤックス
http://www.shakotankayaks.com/
・積丹カヤックス野塚通信
http://shakotankayaks.blog89.fc2.com/
このシララが子を抱いている姿を彷彿させるようで、この岩の名前がついたらしい。
しかし近寄ってみると、たいちょお曰く
「good job ! に見えるね!」
との言葉に思わず頷く。
少しの休憩の後、再び透明度が非常に高く美しい海へ。
相変わらず少しのうねりがあり、僕はおそるおそるの漕行となる。
しかし、さきほどの上陸時にラダーを上げたのが幸いしてか、ナカナカ調子が良い。
鼻歌を歌いながら奇岩の連続の積丹岬を行く。
随所に現れる細い水路も、このコースの大いなる魅力であろう。
これは手漕ぎのちいさなフネでしか漕ぎ入れられない場所、なんとなく優越感。
この日は9月も末に差し掛かる北海道とは思えない気温、そして太陽が絶えず顔を出している。
とにかく爽快なツアーである。
女郎子岩を出てしばらく漕いだ。
そろそろ腹の減る時間だ。
これまた観光名所である島武意海岸に上陸する。
海と岩と空、コントラストが素晴らしく美しい。
そんな中、このツアーお楽しみのランチタイム。
Iwaoさんの作ってくれるこのランチがまた特別うまい!
思わずビールが飲みたくなるこのメニューであるが、酒類の備えは無いのだ。
自販機がそこにあれば、確実に3本は買ってるところだろう。
このランチの詳細は秘密。
体験したければこのツアーを申し込むべきなのだ。
このランチも大いなる魅力であることは間違いない。
お茶を飲みながらしばらく歓談。
観光名所なので、ときどき浜まで降りてきては散歩する方が通り過ぎていく。
ふと何かをかじっているオバサンが。
打ちあげられて乾燥したコンブだ。
僕達も、適当にそれを探して口に入れる。
また、ビックリするような味のする野草も自生している。
なぜビックリするかも秘密である。
あるモノの味にそっくりなのだ。
このツアーの後日、某浜辺を散歩した僕は、その海岸にも同じ草を見つけてムシャムシャと食べたが、うまい。
草単品でこれだけうまいものは、なかなか無いのではないか。
島武意海岸では少し遊んだ。
たいちょおが海に飛び込む。
僕も海面にプカプカと浮かび、海と同化した。
まったく…
水遊びをしていると、子供の頃に帰って遊ぶことができる。
子供の頃の遊びは、大人になってからやっても楽しいのだ。
大人の財力と体力で真剣に遊ぶから、尚更楽しいのだ。
そろそろツアーも終盤である。
もう2kmも漕げば、ゴールである入舸に到着だ。
なんだか名残惜しい。
楽しい仲間、美しい海、うまいメシ。
あと酒があれば何も言うことは無いが、この後は札幌までの運転が控えているので飲酒は控えめに…いや、飲んだらダメなのである。かなし。
ゴールにはIwaoさんの奥様が迎えに出てきてくれていた。
この旅を提供してくれた積丹カヤックスのIwaoさんご夫妻に感謝!!
陸に上がった後、たいちょおと海水に濡れた体を『岬の湯積丹』で洗い流した。
ここの露天風呂からの眺めもまたいい。
夕暮れ時なら、水平線に沈む夕日を見ながらの風呂を楽しめる。のかな?
高台にあるこの露天風呂から海を眺め、この二日間を振り返り「あれこれつながって、こんな遊び方ができちゃったんだな…」と感慨にひたる。
水平線がなんとなく淋しくて、胸がつまる思いがした。
初対面なのに、愛だの恋だの語りあったり、今までのお互いの旅の話、音楽に触れ、大いに笑い、青い海で共に遊ぶ…
こんな事はなかなかないよ。
風呂上りに
「さっせぇん、生ビールいっちゃっていっすか!?」
とニッコニコしながら、それでいて申し訳なさそうだったたいちょおには、かなり羨ましさがにじんだけれども。
たいちょおは、このまま積丹でIwaoさん宅におじゃまするとの事で、帰り道は一人のドライブになる。
別れ際、しっかりとハグし合い、再会を誓った。
札幌へ向かって、積丹カヤックスを出発した僕に、ヘンな現象が起きた。
道路が、風景が、かすんでよく見えなかったんだ…
2009年のシルバーウィークは、この積丹ブルーで幕を閉じた。
たいちょお、ありがとう!
次回はノダトモキャンプだぁね!!
■すぺしゃるさんくす!(たいちょお)
・カヌーで日本を遊ぼう!
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/kayak/jp.htm
・カヤックしに海外に出かけよう!
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/kayak/menu.htm
■すぺしゃるさんくす2!(Iwaoさん)
・積丹カヤックス
http://www.shakotankayaks.com/
・積丹カヤックス野塚通信
http://shakotankayaks.blog89.fc2.com/
Posted by 餅 at 00:27│Comments(5)
│0909積丹カヤックツアー
この記事へのコメント
こんばんは!
たいちょうさんのHPがリンクされていたので
拝見いたしました。
この記事のなかに「なかよしCG」が出てきたので、さっそくジョンと
行ってきました。
カヌーで有名なキャンプ場とは知っていましたが、なんと私がちょくちょく
キャンプする山の下にありました。
キャンプ場に人の気配はなく、相川も水量なく川底が顕わになり
寂しそうな感じでした。今はオフで営業してないのかな?
ともあれ、この相川で「たいちょう」「BOY」そして「アネゴ」の再会があり
切なくも、人間ドラマが展開されたんですね。
少しでも同じようなことが私の身にも起きるんでしょうか?
あったらいいな!
たいちょうさんのHPがリンクされていたので
拝見いたしました。
この記事のなかに「なかよしCG」が出てきたので、さっそくジョンと
行ってきました。
カヌーで有名なキャンプ場とは知っていましたが、なんと私がちょくちょく
キャンプする山の下にありました。
キャンプ場に人の気配はなく、相川も水量なく川底が顕わになり
寂しそうな感じでした。今はオフで営業してないのかな?
ともあれ、この相川で「たいちょう」「BOY」そして「アネゴ」の再会があり
切なくも、人間ドラマが展開されたんですね。
少しでも同じようなことが私の身にも起きるんでしょうか?
あったらいいな!
Posted by yokappe at 2010年01月24日 21:53
yokappeさん
おっ、行かれたんですか『なかよし』!
近くにお住まいだったのですね。
よさげな所でしたか?
そうなんですよ、自分にもそんな場面があればイイなぁと思わず感じる日記達が満載で、読み出したら止まらない文章なんですよ。
それが憧れになっていて、僕のブログ、たいちょおの真似が多いのです。笑
おっ、行かれたんですか『なかよし』!
近くにお住まいだったのですね。
よさげな所でしたか?
そうなんですよ、自分にもそんな場面があればイイなぁと思わず感じる日記達が満載で、読み出したら止まらない文章なんですよ。
それが憧れになっていて、僕のブログ、たいちょおの真似が多いのです。笑
Posted by 餅 at 2010年01月25日 23:17
そのうち、「なかよしCG」のリアルなブログを投稿しますから
あてにしないで楽しみに待っててください。
あてにしないで楽しみに待っててください。
Posted by yokappe at 2010年01月26日 21:12
>yokappeさん
了解です。
楽しみに待ってます!(プレッシャーをかけてみたり。笑)
了解です。
楽しみに待ってます!(プレッシャーをかけてみたり。笑)
Posted by 餅 at 2010年01月27日 12:20
こんばんは。
なかよしCGのレポを投稿しましたので
一読してみてください。
なかよしCGのレポを投稿しましたので
一読してみてください。
Posted by yokappe at 2010年02月07日 23:21