2008年11月12日
北海道の川を旅する《幻の歴舟川07 3》
タイトルに歴舟川と書いていますが、実際下る川は『後志利別川』です。
川の流れのように
出発直後の瀬の後に現れるやさしい流れの中でビールをあけた。
「カンパイ!ウィーッ!」
川の上で飲むビールがウマイから川を下っている、という人もいるぐらい、この飲酒は魅力的だ。
天気は晴れて、気温も高く感じる。
ゆっくりとパドルを川面に入れる。
それにしてもやはり水量が少ない。
川の流れのように
「カンパイ!ウィーッ!」
川の上で飲むビールがウマイから川を下っている、という人もいるぐらい、この飲酒は魅力的だ。
天気は晴れて、気温も高く感じる。
ゆっくりとパドルを川面に入れる。
川底まで30センチの、低空飛行である。
15分ほど漕いで玉砂利の中洲に上陸、さっそく昼飯にする。
名前はわからないがちいさな野鳥や、サギが飛び交う。
去年はそんなに感じなかったが、鳥がとにかく多い。
都市部では絶対に感じることの出来ない、自然の濃度だ。
おにぎりだけの簡単な昼飯を終え、再出発。
後志利別川の流れは大変やさしいか、瀬か、そのどちらかである。
とうとうと流れる部分が存在しない。
そのたまにある瀬では倒木がストレーナーと化し、ポーテージを余儀なくされる。
川の流れのように、ゆっくりとやさしく、時には猛烈にパドリングをして瀬を越えたいが、今日の後志利別川はそうはさせてくれない。
ゆっくりやさしく漕いでいると、川底を漕いでいるような状態(水ではなくて川底の小石をかく)。
相当なライニングダウン。
始まってまだ数キロだが、フネを降りて歩く回数が…
「多すぎる。」
そう感じたのは、多難な川旅の前触れであった。
必死
何度も何度もフネの喫水を保てなくなり、フネを降りて川を歩く。
これをライニングダウンというのだが、面倒くさい上に疲れる。
ズザーッ…とフネが川底に擦れる音とともに動かなくなると、次第に楽しくなくなってくる。
流れのある中でこの現象が起きた時は、すばやく降りないと水流にフネを横向きにされ、ひっくり返されることがある。
フネは大量の焚き木を積んでいる。
だから沈はできないのだ。
いつのまにか、空は曇り、強烈な向かい風が吹いてきた。
僕もKKも出発時の晴天と、午後からはずっと晴れの天気予報をアッサリと信じ、Tシャツに短パン姿という軽装っぷりである。
さきほども書いたように、この川は水の流れがあまり無い上に、ザラ瀬では歩かされてばかりだ。
寒い。
ダルい。
腰が痛い。
前に進まない。
マイナス材料ばかりがふりかかる。
楽しいはずの川下りは、この時すでに楽しさを失い、とにかく早くゴールに着きたかった。
過程を楽しめない川下り…
悲しい。
正面から冷たい向かい風が、更に体と心から熱を奪っていった。
僕たちはただただ、力をふりしぼって川面を叩いた。
15分ほど漕いで玉砂利の中洲に上陸、さっそく昼飯にする。
名前はわからないがちいさな野鳥や、サギが飛び交う。
去年はそんなに感じなかったが、鳥がとにかく多い。
都市部では絶対に感じることの出来ない、自然の濃度だ。
おにぎりだけの簡単な昼飯を終え、再出発。
後志利別川の流れは大変やさしいか、瀬か、そのどちらかである。
とうとうと流れる部分が存在しない。
そのたまにある瀬では倒木がストレーナーと化し、ポーテージを余儀なくされる。
川の流れのように、ゆっくりとやさしく、時には猛烈にパドリングをして瀬を越えたいが、今日の後志利別川はそうはさせてくれない。
ゆっくりやさしく漕いでいると、川底を漕いでいるような状態(水ではなくて川底の小石をかく)。
相当なライニングダウン。
始まってまだ数キロだが、フネを降りて歩く回数が…
「多すぎる。」
そう感じたのは、多難な川旅の前触れであった。
必死
これをライニングダウンというのだが、面倒くさい上に疲れる。
ズザーッ…とフネが川底に擦れる音とともに動かなくなると、次第に楽しくなくなってくる。
流れのある中でこの現象が起きた時は、すばやく降りないと水流にフネを横向きにされ、ひっくり返されることがある。
フネは大量の焚き木を積んでいる。
だから沈はできないのだ。
いつのまにか、空は曇り、強烈な向かい風が吹いてきた。
僕もKKも出発時の晴天と、午後からはずっと晴れの天気予報をアッサリと信じ、Tシャツに短パン姿という軽装っぷりである。
さきほども書いたように、この川は水の流れがあまり無い上に、ザラ瀬では歩かされてばかりだ。
寒い。
ダルい。
腰が痛い。
前に進まない。
マイナス材料ばかりがふりかかる。
楽しいはずの川下りは、この時すでに楽しさを失い、とにかく早くゴールに着きたかった。
過程を楽しめない川下り…
悲しい。
正面から冷たい向かい風が、更に体と心から熱を奪っていった。
僕たちはただただ、力をふりしぼって川面を叩いた。
北海道の川を旅する《幻の歴舟川07 6/E》
北海道の川を旅する《幻の歴舟川07 5》
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Posted by 餅 at 19:01│Comments(0)
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