2008年10月22日
北海道の川を旅する 《後志利別川06 2》
2006年09月30日00:16
ロケハン
車は順調に中山峠を越え、8時頃には太平洋側へと出た。
左手に荒れ気味の太平洋を見ながら、今日現れるであろう瀬の話をする。
「あの荒波を食らってはひとたまりもないけどさ…」
「川にあんな波ないべ」
どうでもいい会話ははずみ、長万部から今度は日本海側を目指す道へと入る。
道の脇を流れる小川は、澄んだ水を湛えている。
日本一の清流(国土交通省調べ)後志利別川にいやがおうにも期待がふくらむ。
しかし間も無く現れたそれは、我々の過剰な期待を、まっこうから裏切ったのである。
「うっゎ、にごってる…」

泥水だった。。。
見た感じ、こんなところでは沈したくないなと、思うような泥水であった。
何が日本一なのだろうか…
ロケハン
車は順調に中山峠を越え、8時頃には太平洋側へと出た。
左手に荒れ気味の太平洋を見ながら、今日現れるであろう瀬の話をする。
「あの荒波を食らってはひとたまりもないけどさ…」
「川にあんな波ないべ」
どうでもいい会話ははずみ、長万部から今度は日本海側を目指す道へと入る。
道の脇を流れる小川は、澄んだ水を湛えている。
日本一の清流(国土交通省調べ)後志利別川にいやがおうにも期待がふくらむ。
しかし間も無く現れたそれは、我々の過剰な期待を、まっこうから裏切ったのである。
「うっゎ、にごってる…」
泥水だった。。。
見た感じ、こんなところでは沈したくないなと、思うような泥水であった。
何が日本一なのだろうか…
しかし環境はすばらしく、河畔林は濃く美しい。
天気も快晴、気温も高い。
KKとふたりで出発点である住吉橋に立ち寄り最初のロケハンを行った。
見事な一枚岩の川原で、岸まで降りることができる階段もバッチリ。
水は汚いけど、KKとニカッと笑い合う。
すぐ下には1級+の瀬がゴーッと音をたてている。
お楽しみだ~~~!!
その後、KKが降りる予定の、住吉橋近くのバス停をチェック。
続いてはキャンプ地をロケハンだ。
KKの提案通り、市街地に近いところでロケーションの良いところを探す。
今金町に入ってきた。
コンビニや入浴施設もあって、場所的には文句ない。
「川原川原・・・」
と探しながら堤防沿いに車を走らせる。
「おっ!川原に続きそうな道発見!」
小道を進み、河畔林を抜けると、そこは玉砂利の川原が広がっていた。
「ワンダフル過ぎるよ…(ρ_;)」
その場でしばしKKと、ニッカニカ笑いながらやれ最高だやれこれ以上ないだの、ソノ川原に褒め言葉を贈りまくった。
今夜訪れるであろう最高の時間を想像していると、いてもたってもいられなくなってくる。
こんなに誰かを褒めたことなんて、きっと今までに無いよ。
当然ながら、その場にキャンプ地を決めた。
そして、次のゴール地点をロケハンに。
新車ノアは、北海道らしい、湿度のない、両側を畑にかこまれたまっすぐな道を、真っ青な空の下、奥田民生のオトを流しながら走っていった。
川へ
全てのロケハンを終え、ノアは再度出発地点である住吉橋に。
ここで僕とKKはいったん別れ、僕は出発点でカヌーを組立て、KKはキャンプ地にノアを置きにゆく。
必要な荷物をおろし、KKはキャンプ地目指してノアを走らせていった。
「必ず戻ってこい、待ってるぜ!」
なんて大げさなことではないんだけれど、そんな気分にさせるんだこういう別れは。
住吉橋の上から、下流を見渡す。
流れは遠く、左へと曲がり見えなくなっていた。
どんな未知が待っているのか…
しかし今回は、おそろしいほどに不安がない。
誰かと一緒だという事で、無防備に安心してしまう。
そして、楽しい。
僕は念入りにカヌーを組立て、段ボール箱をスターンデッキにくくりつけた。
KKはまだ戻りそうにない。
いっちょサカナでも釣り上げて待っててやろうじゃないの。
組立てで一気にヒートした体をクールダウンさせるべく上半身裸になり、橋脚基礎部にヨッコラと登った。
下半身裸になって橋脚に登ったら、罪だろうな。
何度か竿を振るが、まったく何もない。
場所を変えても、まったく何もない。
川風にふかれのんびり竿を出していると、橋の欄干から、KKがひょっこり顔を出して下で釣り中の僕を覗き込んだ。
餅「おぉ、KK!お疲れ!」
KK「釣れたか!?」
餅「ぜんぜん釣れんぞ」
KK「そんなんじゃ目標達成しないぞ…」
車の中でこんな会話があったのだ。
KK「今回の釣り目標はどのぐらいよ?」
餅「…俺は水揚げ高3トンだな」
KK「バカかお前!!俺は2トンだ。」
地元の路線バスに乗り込んだKKは、バス停は無いけどこの橋まで運ちゃんに送ってもらったんだそうな。
予想外に早かったのはそういうことか。
さすが田舎!
よし、じゃぁそろそろ行っときやすか~!

天気も快晴、気温も高い。
KKとふたりで出発点である住吉橋に立ち寄り最初のロケハンを行った。
見事な一枚岩の川原で、岸まで降りることができる階段もバッチリ。
水は汚いけど、KKとニカッと笑い合う。
すぐ下には1級+の瀬がゴーッと音をたてている。
お楽しみだ~~~!!
その後、KKが降りる予定の、住吉橋近くのバス停をチェック。
続いてはキャンプ地をロケハンだ。
KKの提案通り、市街地に近いところでロケーションの良いところを探す。
今金町に入ってきた。
コンビニや入浴施設もあって、場所的には文句ない。
「川原川原・・・」
と探しながら堤防沿いに車を走らせる。
「おっ!川原に続きそうな道発見!」
小道を進み、河畔林を抜けると、そこは玉砂利の川原が広がっていた。
「ワンダフル過ぎるよ…(ρ_;)」
その場でしばしKKと、ニッカニカ笑いながらやれ最高だやれこれ以上ないだの、ソノ川原に褒め言葉を贈りまくった。
今夜訪れるであろう最高の時間を想像していると、いてもたってもいられなくなってくる。
こんなに誰かを褒めたことなんて、きっと今までに無いよ。
当然ながら、その場にキャンプ地を決めた。
そして、次のゴール地点をロケハンに。
新車ノアは、北海道らしい、湿度のない、両側を畑にかこまれたまっすぐな道を、真っ青な空の下、奥田民生のオトを流しながら走っていった。
川へ
全てのロケハンを終え、ノアは再度出発地点である住吉橋に。
ここで僕とKKはいったん別れ、僕は出発点でカヌーを組立て、KKはキャンプ地にノアを置きにゆく。
必要な荷物をおろし、KKはキャンプ地目指してノアを走らせていった。
「必ず戻ってこい、待ってるぜ!」
なんて大げさなことではないんだけれど、そんな気分にさせるんだこういう別れは。
住吉橋の上から、下流を見渡す。
流れは遠く、左へと曲がり見えなくなっていた。
どんな未知が待っているのか…
しかし今回は、おそろしいほどに不安がない。
誰かと一緒だという事で、無防備に安心してしまう。
そして、楽しい。
僕は念入りにカヌーを組立て、段ボール箱をスターンデッキにくくりつけた。
KKはまだ戻りそうにない。
いっちょサカナでも釣り上げて待っててやろうじゃないの。
組立てで一気にヒートした体をクールダウンさせるべく上半身裸になり、橋脚基礎部にヨッコラと登った。
下半身裸になって橋脚に登ったら、罪だろうな。
何度か竿を振るが、まったく何もない。
場所を変えても、まったく何もない。
川風にふかれのんびり竿を出していると、橋の欄干から、KKがひょっこり顔を出して下で釣り中の僕を覗き込んだ。
餅「おぉ、KK!お疲れ!」
KK「釣れたか!?」
餅「ぜんぜん釣れんぞ」
KK「そんなんじゃ目標達成しないぞ…」
車の中でこんな会話があったのだ。
KK「今回の釣り目標はどのぐらいよ?」
餅「…俺は水揚げ高3トンだな」
KK「バカかお前!!俺は2トンだ。」
地元の路線バスに乗り込んだKKは、バス停は無いけどこの橋まで運ちゃんに送ってもらったんだそうな。
予想外に早かったのはそういうことか。
さすが田舎!
よし、じゃぁそろそろ行っときやすか~!
北海道の川を旅する 《後志利別川06 6/E》
北海道の川を旅する 《後志利別川06 5》
北海道の川を旅する 《後志利別川06 4》
北海道の川を旅する 《後志利別川06 3》
北海道の川を旅する 《後志利別川06 1》
北海道の川を旅する 《後志利別川06 5》
北海道の川を旅する 《後志利別川06 4》
北海道の川を旅する 《後志利別川06 3》
北海道の川を旅する 《後志利別川06 1》
Posted by 餅 at 22:56│Comments(0)
│0609後志利別川