2010年12月08日
SEA BREEZE (前)
2010年最後の夏を、僕らは積丹の海に求めた。
9月も下旬に差し掛かるこのタイミングで、7月に積丹でキャンプを行ったメンバーに声を掛け、いざ積丹のシーカヤックツアーに臨もうとしていたのだ。
このパーティは7月のキャンプの延長線上にある。
『積丹ブルーを満喫してもらう』という約束があった。
それは7月に、小雨の天候のために叶わなかったのだ。
残念ながらフルメンバーとはいかなかったが、合計5名のメンバーは、最後の夏を求めて一路西を目指した。
9月も下旬に差し掛かるこのタイミングで、7月に積丹でキャンプを行ったメンバーに声を掛け、いざ積丹のシーカヤックツアーに臨もうとしていたのだ。
このパーティは7月のキャンプの延長線上にある。
『積丹ブルーを満喫してもらう』という約束があった。
それは7月に、小雨の天候のために叶わなかったのだ。
残念ながらフルメンバーとはいかなかったが、合計5名のメンバーは、最後の夏を求めて一路西を目指した。
今回もまたまたお世話になってしまう積丹カヤックスのIwaoさんの提案もあり、天候・海のシケ具合から19日に予約していたツアーを20日に変更。
19日は気楽にコテージ泊である。
向かった場所は神恵内青少年旅行村だ。
青少年とはほど遠い人間を多く含む5名であるが…
買い物やランチを経て予定より大幅に遅れて現地に到着したが、予想以上に素晴らしいロケーションのその地に、僕はイキナリ興奮した。
断崖が続く積丹半島、その周囲をぐるりと回る国道は断崖と海との間を走る海岸ルートだ。
神恵内青少年旅行村は、その断崖をよじ登るような坂道の上に位置していた。
丘の上から見はるかす海の景色、その真ん中にドデンと陽の光浴びるきれいなコテージ、興奮するのも無理は無い。
クルマを停めた後、僕は他のメンバーの事なんて気にもせず、ありったけの荷物を抱えてコテージに向かって自然と走り出していた。
ガキそのものである。
でも僕はこういう自分がけっこう好きだ。
小高い丘、その断崖のキワにコテージが並ぶ。
テラスからは一面に広がる海の景色、太陽は沈み始めている。
間もなく、ようやく荷物を運び終えてテラスでビールを飲みくつろぐ僕らを、夕焼けが包み出した。
コテージから少し離れた場所に移り、崖の上に座り酒を飲む。

まだ気温も高く、海風が気持ちよく流れる。
このロケーションに酔わずして何に酔うと言うのだ。
この場所は、僕らの新しいスタンダードとなる予感で溢れている。
この日は最初曇っていたが徐々に晴れ間が出てきて、午後には快晴となり、美しい夕焼けの景色は満天の星空を期待させた。
夕食の準備だ。
お料理は男の仕事である。

その困難な仕事を終えて囲む酒卓のなんと心地良いこと。

夕食を済ませ、僕はテラスで焼酎を片手にたたずんだ。
一緒に来てくれたEさんとK君に「何も話をしないでくれ」とお願いして、テラスで3人、ただただ月光の照り返しできらめく海と星空を眺めて時を過ごした。
極めてゼイタクである。
僕は、こういう時間をともに過ごせる関係が好きである。
何も話さないでも、そこに一緒にいられる空気感。
何も話さないでも、自然と仲間意識が沸いてくる。
天体観測会、鉄棒、迷惑な花火などで夜を過ごした。
が、月夜は星が目立たない。
他のメンバーが寝床に入る中、月が沈みきるまで僕だけは飽かずテラスからの景色にのめりこんでいた。
時間は2時をとうに過ぎていたが、月が沈んだ後の星空の魅力はトンデモナイものがある。
もっともっと星の知識が必要だ。
19日は気楽にコテージ泊である。
向かった場所は神恵内青少年旅行村だ。
青少年とはほど遠い人間を多く含む5名であるが…
買い物やランチを経て予定より大幅に遅れて現地に到着したが、予想以上に素晴らしいロケーションのその地に、僕はイキナリ興奮した。
断崖が続く積丹半島、その周囲をぐるりと回る国道は断崖と海との間を走る海岸ルートだ。
神恵内青少年旅行村は、その断崖をよじ登るような坂道の上に位置していた。
丘の上から見はるかす海の景色、その真ん中にドデンと陽の光浴びるきれいなコテージ、興奮するのも無理は無い。
クルマを停めた後、僕は他のメンバーの事なんて気にもせず、ありったけの荷物を抱えてコテージに向かって自然と走り出していた。
ガキそのものである。
でも僕はこういう自分がけっこう好きだ。
小高い丘、その断崖のキワにコテージが並ぶ。
テラスからは一面に広がる海の景色、太陽は沈み始めている。
間もなく、ようやく荷物を運び終えてテラスでビールを飲みくつろぐ僕らを、夕焼けが包み出した。
コテージから少し離れた場所に移り、崖の上に座り酒を飲む。

まだ気温も高く、海風が気持ちよく流れる。
このロケーションに酔わずして何に酔うと言うのだ。
この場所は、僕らの新しいスタンダードとなる予感で溢れている。
この日は最初曇っていたが徐々に晴れ間が出てきて、午後には快晴となり、美しい夕焼けの景色は満天の星空を期待させた。
夕食の準備だ。
お料理は男の仕事である。

その困難な仕事を終えて囲む酒卓のなんと心地良いこと。

夕食を済ませ、僕はテラスで焼酎を片手にたたずんだ。
一緒に来てくれたEさんとK君に「何も話をしないでくれ」とお願いして、テラスで3人、ただただ月光の照り返しできらめく海と星空を眺めて時を過ごした。
極めてゼイタクである。
僕は、こういう時間をともに過ごせる関係が好きである。
何も話さないでも、そこに一緒にいられる空気感。
何も話さないでも、自然と仲間意識が沸いてくる。
天体観測会、鉄棒、迷惑な花火などで夜を過ごした。
が、月夜は星が目立たない。
他のメンバーが寝床に入る中、月が沈みきるまで僕だけは飽かずテラスからの景色にのめりこんでいた。
時間は2時をとうに過ぎていたが、月が沈んだ後の星空の魅力はトンデモナイものがある。
もっともっと星の知識が必要だ。
Posted by 餅 at 22:59│Comments(0)
│1007積丹キャンプ