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Posted by naturum at

2016年06月09日

四国の川を旅する《仁淀川 2》

初日はグルメツアーである。

新千歳空港から飛び立ち神戸に降りる。
神戸に着いたらお昼近くだ。
神戸と言えば洋食!ではないか。
この旅の最初のランチは、出かける前からビフカツ定食に決まっていた。
しかし、僕は悩んでいた。
ビフカツ以外にも、ローストビーフ丼や、オムハヤシなど、一度しかない神戸ランチのメニュー、僕は一体どれにすればいいと言うのだ。
3日ほど悩んだ結果のビフカツである。

三宮の街を早歩きで急ぎ横切る。
お目当ての店に入りビールとビフカツセットをオーダー。

勝手に旅の幕開けの祝杯をあげていると、ビフカツがやってきた。
牛肉特有のくさみが無い
薄めの衣、だが、確実に層を感じるサクサク感。
野菜も特筆すべきうまさださ。シャッキリしながら水分たっぷりうるおっている。



時間を非常に有効に使い、待ち時間もほとんどない状況で高知行きの高速バスへ乗り込んだ。
バスが走り出す。
阪神高速に乗ったことを合図に、コンビニでゲットした神戸づくりのプルタブをプシュッとやる。



バスは明石海峡大橋を通り淡路島へと入り、潮流による荒波の鳴門海峡を越え四国へ突入する。
バスの休憩地、吉野川SAは2年前にキャンプした美濃田の淵が見えて懐かしい思いがした。

定刻よりやや早く、バスは高知に到着!
高知の地名の青看板にいちいち心が揺れる。



高知にはうまいもんがごっそりとある。
有名なカツオのタタキや川海苔の天ぷらなどはもちろんのことであるが、名前も知らない美味珍味が存在するという。
今回、Facebookの高知グループで、ウツボタタキ、ドロメ、のれそれ、清水サバ、鰻、鯨、屋台餃子などの情報を集めていた。
旅の行程は長くはない。
一気に勝負をかけるには地元の名店がこぞって出店している『ひろめ市場』がベストだ。
ホテルにチェックイン後、タッチアンドゴーで早めの夕食に出かけた。

カツオのタタキは塩で。
清水サバの刺身、あおさのりの天ぷらで高知到着記念の祝宴をひとりで開催した。





違う。
いつも食べているカツオのタタキとは全然違う食い物だ。
うま過ぎて、死にそうである。
高知名物屋台餃子、鯨肉刺身、ドロメを追加し、相席をお願いした地元のお嬢さん達にいろいろと情報を聞いた。
ほどよく酔っ払い、四年前にも訪れたバーを探して入店、うれしいことにマスターはかつて僕が来たことを覚えていてくれた!



ありがとうございます!(^_^)
さらに数杯の酒を体におさめ、高知市内で1番好きな風景を見に行く。
高知橋。
四年前に来た時、落涙してしまった場所だ。



景色が胸にすーっと入って来る。
染みる。落ち着く。
夜の高知の空気を存分に味わい、しばらくまったりとしてホテルへと戻った。
  


Posted by 餅 at 21:51Comments(2)1605仁淀川

2016年06月04日

四国の川を旅する《仁淀川 1》

 二度目の高知旅へ

4年前。
僕はあるネガティブな思いを抱きながら高知へと旅立った。
だが高知は、そのロケーションパワーと食い物の旨さでそれを一瞬にして笑い飛ばした。
それ以来、高知が地上で最も好きな土地になったのだ。
カツオのタタキを食い感激し、街の景色を眺めて泣き、憧れであった四万十川の流れに乗って泣き、そして旅人同士の語らいで笑う。
もう一度、高知を旅したいと思っていた。



前回の旅の途中、高知から四万十へ向かう電車の中から、驚くほど透明度の高い川が見えた。
その川の名は『仁淀川』という。
JR土讃線がかの川を渡るときは、すでに河口まで15キロ程度である。
もう、下流域といえる範囲なのだ。
しかし、水の清洌さは下流と言えどかなりのもので、電車の中からでも川底がハッキリと見て取れるほどなのであった。
電車が川を通り過ぎるその車内で僕は、子供のように窓にへばりついていたのを覚えている。
人の暮らしの中を流れつつ、こんなに美しさを保っている川。
流域の人たちも大切に大切に、この川を愛しているに違いない。

今回の高知のメインを、仁淀川に定めるのに迷いはひとつも無かった。
仁淀川が太平洋に注ぐ河口で、初夏のキラキラした景色の中、恍惚の表情でキラキラとニヤける自分が目に浮かぶ。
こんな川を見せられて平岸水軍として黙ってられるか。
ゴールは河口。
つまり目標は河口なのだ。
必ず訪れると心に誓った川を今回目指す。
時期も厳選した。
上りガツオの旬、梅雨入りの前、鮎釣りの解禁前、最高気温25~30度。
こう聞いて、いてもたってもいられなくならないカヌーイストは不感症かホントは引きこもりタイプだ。
それにしてもなんというグッドタイミング。
5月末しかあるまい。

僕の愛艇ボイジャーと一部のキャンプ道具はすでにゆうパック(一般の安価な宅配便は160サイズが最大だが、ゆうパックは170サイズまで設定がある!)で川下りの出発地点である越知町は宮ノ前公園キャンプ場に送付済みだ。
川下り初日に、日本郵政の人がせっせと重い荷物を持ってきてくれるのだ。

あぁ。
学習能力の高い平岸水軍。
いつか歴舟川で会った、東京の親子連れの作戦を学びとっているのである。

アウトドア旅ではすでに僕の定番となったノースフェイスのダッフルにハーネスを付けてザックのように背負い、送ると割高感がハンパないパドルは手に持って自宅を出発した。
  


Posted by 餅 at 10:35Comments(2)1605仁淀川

2016年05月20日

四国の川を旅する!!

皆さま、お久しぶりです。
パソコンが壊れ、ブログの更新が滞ってはや2年。
前回、『吉野川』を書こうと思っていたのですが、ようやくやる気になったところで詳細を失念。
結局、吉野川は天気の都合で下りをとりやめ、徳島観光と化したのでこのブログに書くことも特にないわけですが、楽しみにされていた方、ごめんね。

気を取り直して、新シリーズの予告です。
目指すは平岸水軍2度目の高知!
ただ今回のターゲットは四万十ではなく、仁淀川です。
四万十の旅への中で見つけた、息を呑む美しさの仁淀川へ…

今、仁淀川に向かって快速エアポートに乗ってます。
座れなくて立ってます。
今、白石です。  


Posted by 餅 at 07:54Comments(3)いろいろ

2014年03月09日

四国三郎

平岸水軍では来月、2度目の北海道外出張を計画しております。
四国三郎と異名をとる徳島の吉野川を下る予定です。
2年前、吉野川とは面会を果たしていますが、この時に『いつか下ってやるからな!』と約束したことが、実現できそうです。
楽しみであります( ´ ∀ ` )


  


Posted by 餅 at 09:54Comments(2)