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2010年08月22日

積丹with女子☆ 1

2010年7月10日。
僕と会社の先輩M野氏のキャンプに、新たな歴史が訪れようとしていた。
トイレ?無い。
シャワー?無い無い。
炊事場?そんなの無い。
センターハウス?なにそれ的なワイルドキャンプを、僕らは常日頃から行っているのだ。
そんな快適仕様からははるか遠く遠く遠ざかった小汚いキャンプなのだが、驚いたことに女子が参加することになった。
都会から来て、いきなりそんな何も無い、誰も居ない場所へやってきて、一体何が君達に出来るというのだ!?
仕方が無い、俺らが大自然に代わり、キビシイ洗礼を浴びせてやろうではないか!!この軟弱モノたちめ!!





ぬゎっぁあああああ~~~~~~~んてネェン☆
エヘヘヘヘヘヘヘ、もちろんウソですよ~、何から何まで、ゆりかごから墓場まで、頭髪から足の指の爪にいたるまで面倒みちゃうよウヘヘヘヘヘ的なおもてなしで今後も継続して華やかなデレデレキャンプにして行こうではないかという、非常にセコくイヤラしい考えの元に、僕とM野氏は天にも届く勢いで立ち上がったのである。
今回、伝説と化している『積丹無人の浜キャンプ』に参加してくれるツヤピカ女子は、MさんYさんEさんの三名だ。
正直、みんなかわいい。
これは、このブログを彼女達も知っているからという意味で書くのではなく(それもあるが)、リアルかわいいのだ。
それにくわえ、普段から会社で僕達を楽しませてくれている若い衆A君K君も加わってくれた。
ただ、今回は脇役である。

元はと言えば、毎年職場の仲間うちでやっている『ビッグイベント』と呼ばれるキャンプがあり今回は無人の浜でそれをやっちゃおうという企画であった。
が、これ、声をかけたメンバーがMさん以外全滅となったため、僕とM野氏は新たなる展開を求めなければならなかった。

とある飲み会があり、酔っ払った勢いでその席上たまたま隣に座ったYさんにM野氏が声をかけたのだ。
この時アルコールの力もあり、フト盛り上がったらしい。
その後、あれよあれよと具体的になり、総勢7名のうち女子が3名という非常に豪勢な、中年心をゆさぶるイヒヒキャンプに化けたのだ。




が。
そんなヨコシマな小汚い人間を神が許そうはずもない。
当日の朝、どんよりと曇った空からは、集合時間に近付くにつれ水滴を落としてきたのであった。

どうする?民宿とかどうだ?コテージなら?いっそ晴れ予報の場所に行くか?

『中止』という選択肢は無かった。

なんとか、なんとか一泊お願いします!!!

ひとまず先に集まったメンバーで買い物へ。
残りメンバーも途中から買い物に加わってもらう。
女子とスーパーでお買い物をするなんて、なんとも言えぬニヤ顔になるのは当然なのである。
「この後、貧乏暮らしのアパートに二人で帰って一緒にごはんを作ろうか」的な気さえしてくるのだから不思議である。
不思議と言うか、単なる妄想である。

積丹は雨の予報が出ている。
僕らは行き先を洞爺湖に変えて、普通のキャンプでもすっかーという結論にたどり着いていた。

しかし、ここで普段の行いが特別良い僕に天は味方するのだ。
積丹キャンプでは欠かすことができない”舟渡し”をお願いしている方にキャンセルの連絡をすると、なんと

 「こっち晴れてるよ!?暑いよ!?」

とおっしゃるではないか!!

 ( ̄□ ̄;)!!!!マジデスカ…

さんざん悩んであれこれ調べてようやく決めた結論を真っ向から打ち砕くこの言葉。

積丹に行くに決まっているではないか。
クルマの方向を積丹に修正。
後続のクルマ2台に内容を伝える。

いいぞいいぞ!
おもしろくなってきた!!

僕のクルマにはMさんと大量のキャンプ道具。
Mさんとaikoの歌を何曲も合唱しながら積丹へ向かった。
楽しい。。。って、ドライブデートじゃん☆
子供には見せられない…

途中寄り道をしながら”舟渡し”してもらう場所に到着。
いつもお世話になっているFさんの日に焼けたナイスな笑顔があった。

 「今年も来たね~!」

全員で大量の荷物を船に積み込む。
ほどなく船は水しぶきを上げて海面を疾走する。
初参加の方々は、まずこの普段はありえないシチュエーションでメロリと来るはずだ。

 「こんなキャンプ、したことねぇだろう?」
 「ないですぅー、すごぉーいドキッ

 ウワッハッハッハッハッハッ!!

ついに目指す無人の浜キャンプ地に到着。
相変わらず、場所は秘密である。

それにしても若い衆の働きっぷりがすごい。
いつもは僕とM野さんでヒィヒィ言って運ぶのに、荷物の横移動なんてあっという間に終わってしまった。
サンキュー!!A君K君!

そしてついに、この無人の浜はテント村と化したのであった。

 積丹with女子☆ 1


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この記事へのコメント
まってましたよ!
積丹ピンクナイト(笑)
ウソ、ウソ。

冗談は置いといて、やっぱ
ロケーション最高だね!
ゴロゴロダラダラしてても
いいし、潜っても最高だし、
きっと釣りも楽しめそうだしね。

でも、ぶっちゃけトイレの大は
どうしてるん?
Posted by ひでぼん at 2010年08月23日 03:42
>ひでぼんさん
妄想だけは、強烈なドピンク色をしていましたが、やっぱりフタを開けると、そりゃぁもう情けないオジサマ達ですから!笑
やっぱりね、前にも話した通りここは最強のキャンプ場なんだよ…
もう、いつでも行きたいぐらいの。
後ほど釣りの話も少し出てきます。

ぶっちゃけ。
トイレは頭を悩ませた問題でした。
今回は木枠を作って、トイレ用テントの中に掘った穴に入れて簡易和式トイレを作ったよ。
バケツの海水で簡易水洗。
あまり『ああして、こうして』と説明して指示するのも女子達がいやがるだろうから、一応サブ道具だけは用意しておいただけ。
意外と難しいのが、トイレへの距離だったよ。
あまり近いとこれまたイヤだろうし、遠いと恐いだろうし。
こういうのは、全部任せちゃった方が良かったかもね。
Posted by 餅 at 2010年08月23日 22:34
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