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2010年09月24日

2泊3日積丹滞在記 2

我々と積丹カヤックスのキャンプツアーメンバーの計5名が、この無人の浜に一夜限りの同居をすることになった。
『無人の良さ』はあるとしても、同じようにカヌー/カヤックが好きで気軽に話せる方々が一緒なら、それはとてもウレシイ事なのである。
お互いの焚火を囲んでそれぞれ夕食を済ませ、沖合いには漁火が灯る中、まったりしていた。

 2泊3日積丹滞在記 2

ふとIwaoさんの声が響いた。

 「三浦さーん、サックスお願いします!」

は、はい!?(’o‘;)
あくまでも自己満足的用途である僕のサックス。
そして自己満足など到底出来ないレベルの技術。
でも吹きたかったからいいか、なんとかなるべーと思い、

 「はい!わかりました!/(^∇^)」

と返答。
すぐさまM野氏と”何をやるか?”打ち合わせる。
僕らはサックスとボーカルで、誰もいない場所でわめき散らすのが大好きである。
何曲かある程度準備はできているのだが、最後まで演奏しきれた試しがない。
どれも完成度は30%程度なのである。

前回譜面が無くてどうしようもなくメロメロになってしまったので、今回は楽譜を持ってきていた。

 これならなんとかなるかな…

しかし、人前で吹くという事は、緊張するもんである。

 「ナントカっていう曲、やります!」

で、失敗して、

 「じゃ次これやります!!」

でまた失敗。
仕方がないので、M野氏とのデュオで僕も歌声を披露させて頂く。

闇夜に響く僕らのハモ声。
普段はススキノのスナックに響いている声である。
しかしこれが大いにウケ、絶賛を頂く。

 あ、ありがとうございます!!A(^∇^;

そして、ツアーのお客さん達が僕らにつけてくれたあだ名は、

 伝 説 の カ ヤ ッ カ ー

畏れ多くも、『伝説』である。
辰野さんや内田さんと肩を並べたのである。

僕らがやっていたことと言えば…

・ムード歌謡を歌いながら浮き輪で浮いていた
・シットオンの上で昼寝していた
・設営したタープが風で倒壊した
・楽器ライブは大失敗であった
・歌は、けっこうウマかった

確かに、『伝説』かもしれない。
我々、この言葉を誇りに生きていきます。

 ありがとうございます!!m(_~_)m

その後おつまみ交換を行いながらしばし談笑。
夜もふけて来て、小雨も降ってきて、積丹カヤックスキャンプツアーチームとM野氏は就寝。
やはり僕は毎回、とにかく一番遅寝である。

もったいないんだ。
寝てしまうのが…
身の回りの空気が絶えず動いているという事は、僕にとって最高級の幸せなんだ。

後片付けを終わらせ、タープの中で焼酎のお湯割りを飲む。
僕にも眠気がやってきた。
そろそろ寝るか…

歯磨きと顔洗いを終え、ソロテントに入る。
今回から導入した”腰が痛い人におすすめの床形状作成システム(KOTS)”が快適である。

 KOTS

これはテント設営時の超高等システムである。
テント設営場所を決めたら、寝そべった時に腰のあたる位置を特定する。
ケツの上あたりから腰の部分がフィットするような浅い穴を懸命に掘る。
その上に慎重にテントの組立てを行う。
ここで何度かテントの中に入ってゴロリと寝転び、その穴具合を確認することがより快適な睡眠を誘導する上で重要である。
間もなく深い眠りに落ちた。

ものすごくよく寝た。
最高に寝心地が良かったのである。



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