true men show 02

2010年05月08日 23:42

5月2日夜。
支笏湖はモラップキャンプ場、ティエラ4のリビングスペース内で、Iwataniカセットガスジュニアヒーターを稼動させながら、僕は怒っていました。

「なんで充電できないんだ!!!」

このキャンプは連泊となることから、当然”充電切れ”となるものが予測されました。
携帯とウォークマン。
それらを解決するために、いよいよ我が水軍も時代の潮流に乗り、ソーラー充電システムを採用しこのキャンプに臨んだワケです。

まずは、米国パワーフィルム社製のソーラー充電器。
単3充電池2本を晴天下なら3時間ちょいでフル充電してしまうというスグレモノ。
Powerfilm AA Solar Charger
登場です。

 

6枚のソーラーパネルによって、パワフルに太陽光をエネルギー化します。
USBバス付きのものも有りましたが、パネルが4枚であることと、機器へのUSB経由の充電が思わしくないケースもあることから、こっちのAA Solar Chargerにしたのです。
SANYOのものも検討しましたが夏の川下りツアーに向けて採用できるようなサイズではなく(川下り単独行のパッキングはコンパクトさが命)、amazonで調べる限り他メーカーの製品もぱっとしない。

このパワーフィルムのもの、日中の試験充電においてその性能を遺憾なく発揮。
水軍副主任である僕もその働きっぷりに大いに満足したのであります。

しかし、その後がいけない。

すこぶる評判の良いSANYOエネループ。
充電池はこれを使用することで全く問題なかったのですが、足をひっぱったのは同社製のブースターでした。

薄暗いテントの中、日中満充電にしたエネループをブースターにセットし、電池切れ間近の携帯の充電を始めると青いパイロットランプが灯ります。
いいねぇいいねぇ。
しかしその点灯時間(すなわち出力時間)、30秒ぐらいしか…

 「なっ、なんだよこれ!?」

何度も試すけど、何度も同じ結果。
携帯の充電池にも悪影響があると判断し、途中でやめたものの怒りは納まらない。
思わず地面に叩きつけたくなる衝動をググっとこらえて、寝床につきました。
叩きつけたら返品できなくなるもんね。

 「しかしこのブースターと言い、モンベルのダウンハガーと言い…」

ええ。
不良品だらけの僕のアウトドア道具達。
モンベルのシュラフについては、明らかにダウンの入りが少ないブロックが2,3箇所。
クレームで差し戻して、修理して返送されてきたのがキャンプ前日だったのです。
まぁ、モンベルさんにはいろんな道具で助けてもらってるし、好印象だからいいんだけど。

結局このブースターは後日、購入店で新しいものと交換になりました。
初期不良らしい、との事。
こんな単純な機械で初期不良に当たるとは、なんともツイてないのです。

と言いつつ、修理されたシュラフで眠る眠る。。。

さぁ、true men show再開です。

翌5月3日から。


 

5/3 6:04
2艇はちゃんとひっくり返し、いろいろ載せたブルーシートも2つにたたんで夜露に対する予防策としております。
残念ながら、まだ人間は出てきていないようです。
夜通し、荒れ目の湖は波音を奏で続けました。


 

5/3 7:04
M野さんの青いシットオントップがすでに出動しています。
僕のボイジャーはひっくり返ったまま。
理由は、まだ寝ているからです。
僕の場合、キャンプの朝はいつもより遅いのであります。


 

5/3 8:04
さすがの僕も起きてきています。
いろいろ自慢の品はありますが、これまた自慢の小川キャンパルリラックスアームチェアでくつろぐ僕。
ランタンスタンドは小さな物干し台となっております。
それにしても気持ちがいい。
朝の目覚めに、緑茶を煎れて飲みました。

 

うまい。
本来なら、湖につっこんで冷え冷えのビールを飲みたいところだけれど…

 

湖に眠るいとしのビールちゃんと恵庭岳。
後でクルマの運転をしなくちゃいけないんで、ひとまずはガマンです。


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