北海道の川を…下見する(せこっ)《歴舟川 3》
大樹橋
ここでも水量は少なく、ファルトは難儀しそうだ。
思い切りあちこちで船底を擦りながら、ライニングダウンしながらの漕行になりそう。
これではイマイチである。
水はキレイでいいんだけどねぇ。
河口
途中をうっちゃりました。
下見旅を記録していても、なんかつまらなくなってきたからです。
しかし最後はドラマチックであった。
これは、この世の果てではないのか。
砂丘を真っ二つに分断して、歴舟川は海に注ぐ。
そこはまさに『果て』であった。
シビれる。
この川については、上流や支流がけっこういろんなところで話題になってるけど、この淋しさを味わいに、河口まで下ってみるのがいい。
何もない、誰もいない。
生命感の無い河口。
超然とした趣きである。
淋しい。ひたすら淋しい。
淋しさって…
そんな悪いもんじゃないと思う。
- 完 -
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