四国の川を旅する 四万十川ダイジェスト

2012年04月09日 09:29

■4月9日9:28

千歳空港から神戸への出発待ち。
千歳に向かうバスの中からは、どこかいじけたような冬景色が広がっていた。

雪とはサヨナラだ。
行くぜ南国へ!
今日の楽しみはカツオのたたき!
イヤッホウ~イ!


■4月9日18:30
三ノ宮から高知、ようやく到着。
ホテルチェックイン後はすぐさま『ひろめ市場』へ。
カツオのタタキ、川海苔の天ぷらを頂きながらビール!
カツオのタタキがこんなにウマいとは、今まで知らなかった。
明日は江川崎へ。
いよいよ四万十川とご対面!
がんばるぞ~!


■4月10日
高知から四万十市江川崎へ。
チャリを借りて川のロケハンをするが、天候とコースが残念な感じ。。
今夜から明日にかけて雨。
カヌー館併設のキャンプ場で停滞する。
九州からやってきた紳士の皆様、声をかけてくれたMさんありがとう!


■4月11日 雨
朝から雨降り。
TNFのオリジナル素材レインウェアを上下着込んで動くが、どうやらこれは水を吸収するタイプ。
裏側にも水が入って来る。
TNFは単なるファッション品として割り切るべきなのか。
最終的には傘を借りて買い物に行ったり…悲しい。
夕方ようやく雨がやみ、予め送っておいたボイジャーを組み立てる。
ただし川は濁り、せっかくの清流を楽しめそうにない。
上流のダムで放流の情報もあり。
明日の状況を見て出発の判断をしよう。


■4月12日 晴れ
昨日の天気がうそみたいに晴れ上がってる!
しかしながら川は増水し、濁ったままである。
が、事情ができたので下ることにする。
増水とは言え、流れ自体はたいしたことなさそうだ。
カヌー館スタッフとも相談し、出発を決めた。
お世話になった東屋を掃除して、荷物を川原へ運ぶ。
ヒルメシをカヌー館で食べ、冷えたビールを買った。
出発。
僕の川下りの儀式、ビールを開けてボイジャーの舳先にかける。
その次は四万十川にビールを注ぐ。
最後は僕だ。
いきおい良くノドにビールを流し込んだ。
「うめーっ!」
よろしくね!四万十川。
そしてボイジャー。
アメンボになったボイジャー、遂に四万十川を流れ出した!
感激!
水は濁っているが、風景はいい。
「ありがとう四万十川!」

と叫ぶ。
涙が出てきた。
夢だった四万十川…

今日の宿泊は四万十川ユースホステルにした。
寂しかったのだ。
ユースでは他のお客さんとも仲良くなり、楽しく美味しく(料理、酒)過ごした。
単独指向と自分を評していたが、どうやら違うらしい。


■4月13日 曇りのち雨

四万十川ユースホステルを後に、再びボイジャーに乗り込み川を下る。
曇り空ではあるが、その分気持ちも落ち着いている。
山あいを蛇行して流れる四万十川に、どうやら癒されているらしい。
キャンプ場『かわらっこ』に到着、雨が降りそうなのでスクリーンタープを借りた。
テーブルとイスも借り、悠々自適である。
タープを設営し終わった頃に雨が本降りになりだした。
今夜は雨音を再び聞きながら就寝か…
ちょっと気が滅入るな。


■4月14日 晴れ

なれど風強し。
朝食後、高瀬の沈下橋と親の瀬を見に行った。
瀬らしき瀬なし。
サイトに戻ると間もなくいとこ家族がやって来た。
ソロ→ファミキャンに変化。
人恋しさが爆発していた僕にはとても有難い。
昼間からビールで乾杯し、とても楽しい一日となった。
ただ、札幌に帰るスケジュールが明確になった今、会いたい人がいる。


■4月15日 11:30 晴れ

一言だけ!
たった今ゴールしました!
ありがとう!

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