北海道の川を旅…したのか?《後志利別川~尻別川 2》
住吉橋での出来事
夜の食事に向けて準備に忙しい。
酒を飲むのも忙しい。
バタバタ動いていたけど、KKはじっくり釣りをしている。
悔しいので、僕もフィッシングキャンプを満喫するために、どうせ釣れない釣りを行うことにした。
KKより上流側でルアーを振る。
何回やってもダメである。
僕は待つ事が嫌いなので、基本的に釣りは不向きだ。
しかし、魚はかわいいと思う。
そこで。
KK「ミウラ~~!」(僕の本名です)
との呼び声に反応、100メートルぐらいを急いで駆け寄ると…
また釣ってやがった。
前回に続き、強運な奴だ。
前回の素人まぐれ模様
オショロコマです。
とてもキレイな魚だった。
・・・しかし、針から外したのは、100メートルを駆け寄ってきた僕だった。
釣りは好きじゃないけど、魚はかわいいと思う僕の役目である。
岩のくぼみにたまった水に、数十分オショロコマを入れて、眺めていた。
KKは相当自慢らしく、写真をとりまくっている。
その後、元の川の流れに放してやった。
川辺の生活
地元の釣師の方からもいろいろと教えてもらったりしているうちに、陽が落ちてきた。
夜の焚き火に備えて、流木は大量に拾ってきてある。
食糧は今金町のスーパーで焼き物メインに購入済。
ビールはたっぷりある。
ひとまず、米を炊く。
そして炭火熾し。
焼き鳥を焼いては食べる。
メシもうまく炊けた。
居酒屋で飲む時はライスなんて頼まないけど、こういう時にはしっかりと食べておいた方がいい。
ランタンにはいつの間にか、小虫がワンサカとたかっている。
気持ち悪いが、こういう場所でこういうことをしているから仕方が無い。
明日の朝、KKに片付けさせよう。
それにしても気持ちがいい。
瀬音は豪快ではないが、せせらぎの音をたてて闇夜を流れる。
アルコールのせいでぼんやりとなった頭を、更に気持ちよくさせた。
心地良い夜である。
KKはサッサとテントに入った。
僕も片づけを済ませ、歯磨きをしながら名残惜しくテントに入った。
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