僕のバイブル
あけましておめでとうございます。
平岸から世界へ向けて情報を発信する「平岸水軍」。
以前の記事でも、僕は誰にもカヤックを教わった事が無いと明かしておりますが、全く何の情報も得ずに真っ裸で川に突っ込んでいっている訳ではありません。
こんな僕にも、師匠がいます。
この人です。
名前は、知りません。
まずこの人、何をやっているのかというのをご紹介しましょう。
はい、ローブレースをやって、沈を回避しているところなんですね。
で、この人は誰なのか。
僕も知りません。
が、師匠なのです。
この人は一体、どこにいる人なのか。
それは知ってます。
この本の中に、います。
BE-PAL別冊『カヌー・リバーツーリング入門』という本の中で、淡々とした表情で様々な技術を教えてくれています。
これが、僕のバイブルです。
この本をくまなく読みつくしました。
何度も繰り返し読んでいる部分もあります。
これが無ければ、僕は川や湖での様々な場面でピンチに陥っていたことでしょう。
帰って来れなかったかもしれません。
今は、おそらくどこにも売っていません。
僕もたまたま古本屋で見つけたぐらいですから。
なんと発行は1989年。
まだ僕なんてアル○ンでバイトしてた年齢です。
接客してお客様にたくさんお金を遣ってもらうことが非常に楽しい…あ、横道にそれた。
従いまして、情報としては相当古い。
でもねぇ。
書いてあることが、臨戦態勢仕様なんで役に立つ役に立つ。
何本かの川の紹介、技術・用語の説明、水辺の動物や植物に関してまで触れている。
情報が古すぎて、カヌー/カヤックの紹介カタログページに関しては参考になりませんが、特に技術説明については何度も読み返して、会社の帰り道、駅から我が家までの道のりの中で、頭の中でイメージトレーニングしました。
角を曲がる時なんて、何度スイープを入れて艇を傾けたことか。笑
あんまりやったことないけど、このドライオン/アウトの絵だって役に立ちました。
実際やってみると体がプルプル震えるワケですよ。
片足がコクピットに、もう片方の足が岸にある時なんて大股開きになっていったりね。
股関節の強さというのは、こういう時に役立つもんだと、本の知識を現場で体得して行ったワケです。
なので、僕の知識は半端です。
誤って理解している部分もあると思われます。
子どもが「川下りに連れて行け」と言いますが、断わります。
自分ですら危ないのに、無力な人間の命を守れるほどの実力は無いと判断しているからです。
が、基本的に無理をしなければ、終始笑顔でツアーを楽しめます。
あと6カ月。
やはり僕は、川に出かけて行くのでしょうねぇ。
今年はリアルな平岸水軍リバーミーティングが開催される見込みです。
水軍入隊希望なんて、変な人もいるもんだ。。。
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