北海道の川を旅する 《豊平川 03》
2005年07月22日10:44
タクシー
タクシーの運ちゃんは、僕が15分ぐらい遅刻した(自分がオンタイムオンタイム言ってたくせに!^^;)のに笑顔で迎えてくれた。
運ちゃんの息子さんは、ボートをやるためにソレ系の学校に行ったらしかったが、腰を痛めて1年でパーになったと。
気の毒な話だ…
運ちゃんの娘さんのダンナさんは、カナディアンカヌーであちこちさすらってるらしい。
この運ちゃん、まさに僕を運ぶためにタクシー会社にいたような、水に縁のあるお方だった。
「気をつけて、がんばってね!」と運ちゃん。
ありがとう!
運ちゃんのタクシー会社と運ちゃんの名前、忘れないよ。
平和大橋下流右岸から、いよいよ豊平川河畔に下りる。
よっし組み立てるぞ!
平和大橋
艇の組み立てに入る。
僕の艇は、ファルトボートと呼ばれる、アルミのパイプを組み立てた骨組みに船体布をかぶせる、コンパクト収納可能ないわゆる"折りたたみ式カヌー"だ。
この艇を買ってから、何度も組み立てて乗っているわけだが、メーカー公言の標準組み立て時間25分は絶対に無理だと思う。
今回も40分かかった。
日が照ってきており、汗が噴き出してくる。
物珍しそうに人が寄って見ては過ぎていく。
フフン。僕は今からこのフネで川を下るのさ!
汗だくになりながら、コンクリートの突起物の間にフネを浮かべた。
(つづく)
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